みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。
こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!
今回のテーマは、ChatGPTを活用した執筆&記事作成の可能性です。
なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!
では、よろしくお願いいたします!
ChatGPTはそれっぽいテキストを返す機能
前回に引き続きChatGPTのお話しをお送りします。
僕が実際にしている活動の中でChatGPTはどこに活用できそうか?というお話しです。僕の活動範囲でも、使いどころはたくさんありそうですね。
まず前提としてChatGPTの仕組みと、何が得意で何が不得意かという話をおさらいしておきます。
ChatGPTの仕組みとしては、「手前の文に確率的にありそうな続きの文字をつなげていく」という機能を提供するものです。膨大な文章例から学習したAIモデルになるんですが、それをもとに、ユーザーがした質問に対して最もそれっぽいテキストを返していくという機能になります。
ですから正確性の保証はないので、正確かどうか、またはそれを採用するかどうかは自身で判断する必要があります。
ただどんな質問に対してもそれっぽい回答を瞬時に返すので、そこがChatGPTの現時点でのすごいところと言っていいかなと思います。
例えるならバイト君がいて、そのバイト君に対してネットからこれこれこんな事例を5件集めておいて、とか、この記事のそれっぽいタイトル案を5つ出しておいてとか、そういったものをChatGPTに依頼できるようになった、そんな認識でいいかなと思います。
執筆・記事作成での使いどころ
やはり文章を作成というと今、デジタルリスキリング入門(仮)の執筆活動をしています。それでChatGPTを試しながら使っているのですが、使い所は結構ありそうだなという予感がしています。
中庸なアイデアを出してもらう
まずひとつは何か案が欲しい時。
たとえば、「スキル獲得の観点で、よくある失敗例を教えていただけますか?」という質問をChatGPTに投げると、こんな回答が箇条書きで返ってきます。
- ゴールの不明確化
- スキルの不適切な選択
- フォーカスの不足
- 継続的な学習の欠如
- フィードバックの不足
それぞれ解説もついていて、それっぽいなあという感じです。
なので、あるある話とか、中庸なアイデアが欲しいときはChatGPTがかなり優秀かなと思います。
Google検索のように使ってアイデアをもらう
あと、単語とか概念を調べるときにはGoogle検索を使うわけなんですが、「ChatGPT for Google」というChrome拡張を入れておくと、Google検索と同時に、ChatGPTの回答結果も出してくれるんです。
たとえば、「直観とは」というキーワードでGoogle検索すると、一番上にGoogle検索が辞書の結果を表示するわけです。辞書の結果で言うと、「推理によらず、直接的・瞬間的に、物事の本質をとらえること。」とこんな風に表示されます。
それと同時にその隣にChatGPT枠があってそこにはこんな風に表示されます。
「直観とは、理性的な分析や論理的な推論に基づく思考ではなく、直感や感性による判断や理解のことを指します。直感は、過去の経験や知識、感情、洞察力などから得られた深い理解や予感によって生まれることがあります。直観による判断は、時に正確であることがありますが、間違っていることもあります。」と、こんな内容です。
正しいかどうかは別として、情報が結構多いんです。この中で、使いたい言い回しを拾ったり、アイデアのタネをもらったりということができるわけです。
執筆活動はかなりクリエイティブな活動になりますので、自分の気づけていない視点をもらえたり、煮詰まったときの壁打ち相手として、適当な単語とか質問をChatGPTに投げるというのは結構有効な気がしています。
文章作成の作業部分をやってもらう
あと、僕の活動範囲で言うと、Webの記事や文章作成のお仕事がけっこうあったりするんですね。
ここはパートナーさんたちと協力しながらやっている部分なんですが、具体的にはVoicyの書き起こしだったり、ニュースやイベントレポートなどの自社発信の記事、あとは広報用のプレスリリースの作成などがあります。
これらの作業で言うと、もちろんクリエイティビティーが求められる部分もあるんですが作業的な部分もありますので、その一部をChatGPTに担ってもらって、効率を上げたり、質を上げたりということは狙えそうかなと思います。
どんなことができるのかというところで、アイデアとしては見出しを作成、校正してもらったり、ディスクリプション(要約)を作成してもらったり、下書き的な文章を自然な文章に直すなどが期待できるかなと思います。
これらを試してみたところ、全部が全部うまくいくわけではないんですね。見出しとディスクリプションはそれっぽいのを作ってくれそうだと言うのがわかりました。
タイトル案
例えばこんな質問をしてみます。
「以下の節の下書きから、SEOの観点で有利な節タイトル案を5つ作成してください。」
そうするとこの下書きとしてあたえた文章から節タイトル案をいくつか出してくれるんです。まあそのまま使えるとは限らないんですが、それっぽいやつが出てくるので、そこからピックアップして自分で手直しすれば使えるかなと思います。
ディスクリプション
あと、こんな質問もすることができます。
「以下の下書きから、SEOの観点で有利な100文字程度のディスクリプション案の作成と、SEOの観点で使用すると有利なキーワードをピックアップをしてください。」
そうすると、割ときちんとした要約とキーワードのピックアップが返ってきます。ただこちらは出力した内容に関して正確性の判断もいるし、SEOの観点ですぐさまそれらを作成できる能力がある方であれば、むしろ自分でやったほうが効率はいいし質もいいという話にはなるかなと思います。
ただSEOに関してあまり知見がない方であれば、ChatGPTとのやり取りを通してそういったところを学んでいくというのも、もしかしたらあるかなと思います。
質問の仕方を工夫して有効に使おう
いずれにしても効率性もそうですし、質もそうですし、質問のしかたがかなり重要そうな感じなので、そこの研究が必要かなと思います。
ということで今日は、執筆や記事作成の仕事でChatGPTどんなふうに使えそうかと、いくつか試した結果についてお話をしてきました。このあたりはパートナーさんたちとも協力しながらいろいろ試しつつ、有効な活用法を見出していきたいなと思います。
また発見があれば共有したいなと思いますので楽しみにお待ちください。
まとめ
ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「ChatGPTを活用した執筆&記事作成の可能性」をお届けしました。
新しい技術情報についての話だったのですが、今後こういった新しい技術がどんどんでてくると思います。自分ひとりでがんばって全部キャッチアップするのは大変なので、ぜひコミュニティなどを上手く利用して必要な情報をきちんと取り入れていくという行動が求められていくと思います。
タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。
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では、また。