学習について中学生にもわかるように解説してみる

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学習について中学生にもわかるように解説してみる

みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。

こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!

今回のテーマは、学習について中学生にもわかるように解説してみるです。

なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!

学習とは何か~辞書を引いてみる

「学習」について中学生にもわかるように解説してみます。

まず最初に質問なんですが、「学習とは何?」って聞かれたらなんと答えますか?

例えば、教科書に書いてあることを覚えることとか、正しい答えを出せるようになることとか、そんな風に考えるかもしれませんね。学校での勉強の活動を考えると、そういうことが学習と思うかもしれないです。

辞書を引いてみるとこんな風に書いてあります。学習とは何か、

  1. 学問・技術などを学びならうこと
  2. 学校で系統的・計画的に学ぶこと

なんだかいまいちピンと来ないことしか書いていないんです。

中学生の場合

学校での学習

では別の質問をします。

みなさんは学習するのは好きですか?

おそらく僕の知る限り、「好き」と答える中学生はあんまり多くないんじゃないかな?と思います。

学習というとどんな活動をしているのかというと、例えば数学の場合、授業で先生が教科書に書いてあることを解説してくれるわけです。みんなはそれを聞いて、ノートに板書を書き留めたりします。

授業中や宿題で問題にチャレンジして、授業の内容を復習しながらちゃんと理解したか試すわけですね。

一定のタイミングで中間テストとか期末テストがあるので、そのテストで良い点数がとれるように、問題を解いたりして復習をします。

これはまさに学習という感じがするんじゃないでしょうか。

好きなことを学習する

では、別の例え話です。君があるゲームに夢中になっているとします。

なかなかクリアできないステージがあったり、うまく繰り出せない技があります。

そんなときどうするかというと、例えばYouTubeで、その難しいポイントについて解説してくれる動画を探すわけです。それを観て、なるほどこうすればいいのかと気づいたり知ることができます。

実際にゲームの中でそれを自分で試してみる、それでうまくできなかったらもう一度YouTubeを観てみたり、練習してみたり。うまくいったけどギリギリだと思ったら、もう一度試してみたり。何度も試している間に、自然にできるようになっていきます。

気づいたかもしれないけど、これも学習なんです。

さっきの数学との違いで言うと、数学とゲーム、対象が違うわけです。

あと教師でいうと学校の先生とYouTube、教材でいうと教科書の問題とYouTube、とこんなところが違うわけです。

それ以外に大きなポイントとしては自発的にやっているかどうかも違いますね。

ただ、学習をしているという点では一緒のことをしています。

ここで学習とは?をもう1度考えてみると、

どうやら、あれこれやってみて自分の知識を増やしたり、技術を磨いたり、またそれらを使えるようになること、これを学習と言っていいんんじゃないかなと思うわけです。

自発的に学ぶことは楽しい

もっとざっくり表現すると、自分を変化させること、これが学習と言っていいと思います。

数学とか歴史とか、授業で学ぶことはつまらないと思うかもしれませんが、ゲームについて学ぶことは、多くのみなさんが楽しいと思うわけですね。

人によっては、運動が好きとか、音楽が好きとか、食べ物が好きとか、いろいろあると思います。どれも、自分からやってみようと学ぶのは結構楽しかったりします。

僕も中学生のとき、歴史の授業とか超つまらんと思っていました。年号とか人の名前とか全然興味なかったです。でも今、福岡県の糸島市に移住してきて、ここって昔はどういう人たちが住んでいたんだろう?とか疑問がうかんでくるわけですね。

近くの博物館に行って展示を見て、こんな人たちが住んでいたんだとか、古墳を見に行って説明を読んで、ここはこんな人のお墓なんだとか、そんなことを知れるっていうのは結構楽しいなって思うわけです。

数学は嫌いな方が多いように思います。ですが、僕が運営しているコミュニティ「ノンプロ研」では、「高校数学やりなおし部」という部活動があって、自ら進んで数学を学び直ししています。

だから、学習そのものがつまらないわけではなくて、その対象が、そのときの君にとってつまらないものだということなんです。

対象が別だったりタイミングが違っていたりすれば楽しくなる可能性は十分にあるんです。

学校では、今すぐこれを学びなさいと、いやいや学習することを押し付けられてしまうので、学習とはいやなものという印象を持ってしまうかも知れませんが、自分で自発的に学ぶのであれば、それは楽しいことなんだということをお伝えしたいです。

大人の学習

大人の学習の現状

さて、大人がどれだけ学習してるのか?データを見てみましょう。

会社の外で学習活動をしている人は、働いている人のうち半分くらいしかいないんです。

じゃあ、会社の中で学習しているのかというと、日本の会社は外国にくらべて、10分の1から20分の1くらいしか従業員の学習機会にお金をかけてないんです。

なので日本の場合、会社の外でも中でも、あんまり学習は行われていません。

なぜ大人の学習が必要なのか

みなさんはこれについてどう思いますか?

テストや試験がないから、わざわざめんどくさい学習をする必要ないじゃんと思いますか?

さっきの復習なんですが、学習とは何かというと、ざっくり表現すると、自分を変化させることでしたね。

今、大人たちは国から「もっと勉強しなさい。もっと学習をして、新たな能力を身に着けなさい」と言われているんです。

なんでそう言われているかというと、世界はどんどん変化を続けていて、そのスピードがどんどんあがっているというのが理由のひとつです。

25年前はGoogleもなかったし、20年前はスマホもなかった。それだけ世界が変化しているのであれば、人もそれに合わせて変化をしていかないといけないわけです。

なぜなら止まっていたら、どんどん世界の変化に取り残されてしまうから。

たとえば、今はGoogle検索なんて当たり前にみんな使っていると思うかも知れませんが、けっこう少なくない大人は検索のしかたがわからないんです。

逆にそういう新しいことに興味を持って、「ちょっとやってみようかな」と自分の中に取り込んでいければ、たくさんのことを知れるし、いろいろなことができるようになります。

自ら進んで楽しく学ぶ

まとめると、学習というのは、ざっくり表現すると、自分を変化させることになります。

そしてそれは、自ら進んでやるなら楽しいこと。これをぜひ忘れないでいて欲しいんです。

つまらない、いやなこととは思い込まないように気をつけて欲しいなと。

自分から進んでいろいろなことに興味を持って、学んでみるというのをぜひ大人になるまで、そして大人になってからも続けてほしいなと思います。

まとめ

ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「学習について中学生にもわかるように解説してみる」をお届けしました。

タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。

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では、また。

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