ワクワクする未来のために時短スキルを磨こう

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ワクワクする未来のために時短スキルを磨こう

みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。

こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!

今回のテーマは、ワクワクする未来のために時短スキルを磨こうです。

なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!

では、よろしくお願いいたします!

なぜ時短スキルを磨くのか

今日は、「なぜ時短スキルを磨くの」という質問について考えてみたいなと思います。

同じ作業でも短い時間でできた方がいいは息苦しくなる

いわゆるタイパの考え方でいうと、同じ作業でも短い時間でできた方がいい。

つまり、それによって生産性が上がるという話になります。

単純な話で、今までと同じ時間で2倍の商品を作って、2倍の営業をかけることができたのであれば、売り上げが2倍になる。

しかし、人件費はそのまま据え置きなので、利益も増えるといった話になるのですが、この発想だと息苦しさを感じる人も少なくないのかなという気はしています。

というのも、たとえばそういった時短スキルを身につけたところで、あまりその人が報われないみたいなことが結構あったりするんです。

僕がよく見かけるあるある話

僕がよく見かけるあるある話なんですが、チームの中で、エクセルがめちゃめちゃ得意とか、マクロを含めて自動化できるといった方がいると、様々なルーティン作業とかを自動化、効率化できるわけです。

ただ、そういった方がチームの中に1人だけだったとすると、その方に仕事がどんどん集まってきてしまうといった現象が起きます。

たとえば、今まで8時間かかっていた作業を4時間に減らすことができました。

すると、4時間空くわけですが、その4時間が空いていますので、もっと仕事できるよねということで、他の仕事もやってくるということがあるんです。

そして、そのやってきた仕事も自分のスキルを使って、時間効率化をして時間を生み出すんですが、その余った時間にも、また別の仕事がやってくる。こういう感じで、1人だけ密度がどんどん濃くなってきます。しかも、たくさん業務を持っているわけなので、その人の責任範囲というのも大きくなってくるわけです。

しかし、他の人よりもスペシャルなスキルを使っているので、その人しか対応できなくなってしまう。つまり、属人化した状態になってしまうということがあります。

いやいや、そんなにめんどくさいことになるのであれば、やはりそういった時間スキルなんか別に身に着けずに、今まで通り時間いっぱいまでやってれば、同じ給料もらえるわけなので、それでいいんじゃないか。そういった人も少なくないんじゃないかなと思うんです。

強く願って時短スキルを身につけたいと行動を起こす人たち

しかし、そんな中、なぜか時短スキルを身につけたい。そう強く願って行動を起こす人たちも一部いらっしゃいます。

たとえば、WebとかYouTubeで色々と調べて自分で試してみたりとか、書籍を買って勉強してみたりです。あとは僕が運営しているノンプロ研のようなコミュニティに参加してみる。そういった行動を起こす人は、一部いらっしゃるわけです。

そういった人たちはどういったモチベーションで入ってくるのかという話になりますよね。これについて、いくつかパターンはあるんですが、2つ紹介したいと思います。

やむを得ない人

1つは、やむを得ない人です。

たとえば、このパターンでよくあるのが、育児と両立したいがあります。

特に子供が小さい時はとても手がかかりますし、さらに保育園に通っていたとしてもその送り迎えはあります。今は共働きの方も多いので、数限られた時間の中で育児、家事を夫婦で協力してこなしていかないといけないわけです。

そうすると、仕事を定時までにきちんと終わらせて、いかに早く帰るか、それがとても重要なポイントになったりします。そのために時短スキルを身につけていくってことになります。

僕の感覚でいうと、育児に関わっている人とそうでない人と、やはり育児に関わっている人の方がエクセルスキルとかデジタルのリテラシーが高い傾向にあるというのが見て取れるわけです。

特に時間的な制約があってやむを得ない。そういった方は、やはりこういった時間スキルを身に着けていらっしゃることが多いなと感じています。

単純作業が苦痛で仕方がない人

さて、もう1つのパターンなんですが、単純作業が苦痛で仕方がない人というのも一部いらっしゃいます。

たとえば、毎日あちこちのウェブページを控えてデータを引っ張ってきてエクセルにまとめるとかです。メールで届いた添付ファイルを全部ファイルに保存するとかです。

他にもいろんなパターンがあるんですが、同じ作業を延々と繰り返さなければいけない、こういった作業をとても苦痛に感じる方がいらっしゃいます。

たとえば、このスキルアップラジオのアドカレ企画、今年の17日に登場してくださったあゆさんなんですが、まさにこういった作業が苦痛で仕方がなかった。このようにおっしゃっていました。

コミュニティノンプロ研でも、やはり皆さんからこういった声を聞くことも多いわけです。

そういった作業をエクセル関数に任せたりとかマクロに任せたりとか、そうすることで、自分の手を煩わせずに済むようにしようということなんです。

こういった活動のことを前向きな怠惰なんていいます。自分が楽になるために、そういったスキルを磨く。そういった活動のことです。

この日本でいうと、残念なことに、苦労した方が仕事らしいみたいな、そういった価値観を持ってらっしゃる方も少なくないです。

前向きな怠惰を愛する人たちと、仕事で楽をするなんて何事だという、そういった人たちと、価値観がぶつかってしまうみたいなこともあるわけです。

何かを学び続けようとするモチベーション

さて、そんな2つのパターンで、その時短スキルを身につけようということで門をたたくわけです。

ですが、冒頭の話でしたように、生産性でいうと、密度がどんどん濃くなっていって、そして、本人はあんまり報われない。こういったことを起きてしまうのですが、ノンプロ研の皆さんを見る限りは、それでも歩みを止めないんです。

状況としては難しいこともあるですが、それでも何かを学び続けよう。そのモチベーションはどこにあるのかなという話なんです。

 Future Creation

そのヒントとなるのが、ちょうど昨日の夜に早坂さんとお送りした、生放送「学びのゼミナール」の中で語られた Future Creation。

この言葉なんじゃないかと感じたんです。つまり、未来を作るってことです。

転写型業務と創造型業務

僕がデジタルリスキリングをすすめる時におすすめしている、転写型業務を創造型業務に変えときましょう。この話に繋がるんです。

転写型業務というのは、いわゆるルーチン作業です。マニュアルさえあれば誰でも同じアウトプットを出せる。このような業務を転写型業務と言います。

一方で、ある課題について、それを解決するプロセスとその結果が人によって変わってくる。そういった業務を創造型業務と言います。

僕は、この転写型業務をデジタルスキルを駆使してコンピューターにどんどんお任せをして、皆さんは人にしかできないような創造型業務にどんどんシフトしていきましょう。これを進めているわけです。

それで、今まで、僕の伝え方でいうと、この転写型業務はどんどんコンピューターとかAIにとって変わられます。

創造型業務にシフトしていかないと、皆さんの人材価値、働くの価値が下がってしまいます。なので頑張りましょう。そういった話し方をしていたんですが、その説明はちょっとうまくなかったなって今は反省しているんです。

そのキーワードが、 Future Creationになります。

 Future Creationの活動自体がワクワクする

これは、早坂さんとの「学びのゼミナール」のアーカイブ放送を聞いていただくと、その耳で感じることができると思うんですが、 Future Creationの活動自体がワクワクするんです。

創造型の業務というのは、正解がなくて、自分がやることで新しいものが生まれていくわけなので、自分の自らの手でこの未来を掴んでいく。

そして、どうなるかわからないんだが、その未来を自分のこの目で見ることができる。そんな仕事なわけです。

それは、その味を占めてしまった人たちは、定型業務で自分の時間を埋め尽くす。その過去に戻ろうなんていうことは、思えないわけです。

たとえあまり報われなくても、たとえ給料がそんなに上がらなかったとしても、自分の未来を自分で作っていって、そしてその先がどうなるかわからない。

そういったワクワク感を掴めることに時間を費やしていきたい。

そして、それがチームメイトだったり、会社の利益に繋がったり、もしくはその活動を通して社会貢献ができる。そういったことも兼ねることができる。そういった時間になるわけです。

こうなったら、本当に仕事って素晴らしい機会になるんだなと感じます。ということで、 Future Creationという言葉は覚えていただきたいんですが、なぜ時短スキルを磨くのかと聞かれたら、 Future Creationに携われる。そういった時間を増やしたいから。

それが答えなんじゃないかと思った次第です。

まとめ

ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「ワクワクする未来のために時短スキルを磨こう」をお届けしました。

タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。

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では、また。

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