ノーコード・ローコード開発ツールの失敗しない選び方

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ノーコード・ローコード開発ツールの失敗しない選び方

みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。

こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!

今回のテーマは、ノーコード・ローコード開発ツールの失敗しない選び方です。

なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!

では、よろしくお願いいたします!

ノンプログラマー向けノーコード・ローコード開発ツールの失敗しない選び方

今日はノンプログラマー向けノーコード・ローコード開発ツールの失敗しない選び方についてお話ししたいと思います。

前回のおさらい

#62 ノーコード・ローコード開発ツールとその期待に対して思うこと

の続きになります。まず昨日のおさらいから入っていきたいと思います。

世の中見渡すと、ノーコード・ローコード開発ツールさえ使えば、ノンプログラマーでもシステム開発ができるよ、なのでノーコード・ローコードのみを学べばいい、みたいな風潮があるんですが、それは違うよという話でした。

なぜなら、ノーコード・ローコード開発ツールは概ね学習時間は少なくて済むんですけれども、学習は必要です。一方で、それぞれ目的に特化していて、できることがぎゅっと限られているから学習時間の少なさが実現できているということなんです。

なので、適当にノーコード・ローコード開発ツールに手を出しても、やりたいことが全然できなくて、他からまた探してイチからさわり始めるとなりかねないんです。

ノンプログラマーがノーコード・ローコードを使いたくなるパターンは3つ

僕が思うに、ノンプログラマーが使いたくなるパターンはいくつかに絞られると思うので、どんなパターンがあるのか、それぞれのパターンでどういうツールを選ぶのがよいのかを知ろうということなんですね。

ノンプログラマーが使うパターンは3つあります。

  1. UIのあるアプリを作りたい場合
  2. クラウド上のアプリケーション群の自動化をしたい場合
  3. デスクトップ上のアプリケーション群の自動化をしたい場合

それぞれ詳しく説明していきます。

1.UIのあるアプリを作りたい場合

1つめは、UIのあるアプリを作りたい場合です。

ノーコード・ローコード開発ツールというとこのパターンが想起されることが多いと思います。

具体的に言うと、ユーザーがデータを閲覧、入力、更新、削除をするためのユーザーインターフェース画面を持つアプリケーションを作りたいという場合です。

画面をつくるというのは、けっこう大変で、プログラミング言語だけでなくHTML・CSSなどの画面を記述するための知識やスキルが必要で、かなり学習コストがかかるんです。

その部分を、ある程度の画面のパターンや制約を用意して、その中から選ぶことで開発工数をギュッと押さえることが可能になるというノーコード・ローコード開発ツールがたくさん提供されています。

ノンプログラマーの場合は、ExcelやスプレッドシートもしくはGoogleフォームがUIの代わりを果たすことが多いんですね。その場合、ユーザーに自由にデータを触らせたくない、とかスマホからデータを操作したいというニーズが強いときには、ノーコード・ローコード開発ツールが非常に有効な選択肢になることが多いです。

具体的なサービスで言うと、Microsoftが提供するPower Apps、スプレッドシートから手軽にUIつきアプリを作成できるGlide、Googleが提供しているAppSheet、日本企業サイボウズが提供するkintoneあたりがこのあたりのニーズを抑えるサービスの筆頭です。

それぞれ、得意分野とか、設計思想とか、開発の手順とか、かなり特徴があって、それなりに学習コストがかかるので、やりたいことを実現しやすいサービスをきちんと知る、いかに学ぶかを知るというのが重要だと思います。

2.クラウド上のアプリケーション群の自動化をしたい場合

2つめはクラウド上のアプリケーション群の自動化をしたい場合です。
Slackとか、Twitterとか、GmailとかGoogle系のサービスなど、クラウド上で動作するアプリケーションを連携して自動化をさせたい場合です。

たとえば、僕の場合は、WordPressでブログの記事を更新したらTwitterで定形フォーマットでツイートすることをノーコードツールで実現しています。

これらのツールが何をしているかというと、決められたアプリケーション群、それぞれ決められた動作であれば、ドラッグ&ドロップとか、ポチポチ選択することで、連携をさせたり自動で操作するということができるわけです。

このようなサービスはIntegration Platform as a Service、iPaaSなどとも呼ばれます。

具体的なサービスで言うと、Microsoftが提供するPower Automate、Zapier、IFTTTなどがあります。

3.デスクトップ上のアプリケーション群の自動化をしたい場合

3つめは、デスクトップ上のアプリケーション群の自動化をしたい場合です。

これはRPAと俗に言われているサービス群です。

ブラウザの操作をしてデータを取得する、などはPythonのプログラミングでも比較的容易にできるんですけれども、ただ、自社に独自にカスタマイズしたデスクトップアプリを操作するというのが通常業務にかなり組み込まれている場合が多いんです。その場合には、Pythonなどのプログラミングでは手に負えないんです。

ではどうするかというと、デスクトップの手順をノーコード・ローコード的に操作を登録して自動化するというアプリケーションが必要になってくるわけです。

サービスでいうと、Windowsなら、Power Automate for desktopが筆頭に上がってきたというかんじです。

他にも昔から活躍しているRPAサービスがいくつかあります。

ノーコード・ローコードを検討する場合に必須と言ってもいい条件

なので、この3つのパターンからノーコード・ローコード開発ツールで何を実現したいのかを見極めていくといいと思います。

そのうえでサービスを選んでいくわけなんですけれども、いずれにしても何ができるのか、何ができないのか、どのように学べばいいのかを知らないとけっこう痛い目見たりするんですね。

とくに「何ができないか」を調べるのはとてもむずかしいと個人的には感じています。やりたいことについて、あれこれ調べて、触ってみて、本当に無理だというのを、自分の力だけで結論づけるのは、そのツールの初心者にとっては難易度が高いと思うんです。

ということで、これをふまえると、ノーコード・ローコードを検討する場合に、必須と言ってもいい条件があると思います。

それは何かというと、質問ができるコミュニティがあるかどうか、ということです。

質問できるコミュニティがあれば、これはできますか、できませんかということを先輩方の知見から回答をいただけるということです。

Microsoft系Power Platformに含まれているサービスだったりとか、kintoneはコミュニティがかなりしっかり運営されているので、そこにまずは所属して、あれこれ質問をしてみるとよいと思います。

Glideに関しては専用のサービスのコミュニティは無いんですけれど、Glideは比較的容易で、私が運営している学習コミュニティノンプロ研でもいろいろな質問をすると回答が得られると思います。

まとめると、

  • ノーコード・ローコード開発ツールをノンプログラマーが使うパターンを見極めて、対象をしぼること
  • コミュニティがあるサービスに目をつけて、まずはそこに加入して質問してみること

ということです。ぜひ参考にしていただければと思います。

まとめ

ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「ノーコード・ローコード開発ツールの失敗しない選び方」をお届けしました。

タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。

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では、また。

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