「2023年ノンプロ研ではじまる新しいこと」イベントレポート

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去る2023年1月19日のノンプロ研定例会では、主宰者であるノンプロ協会代表タカハシさんから、「2023年ノンプロ研ではじまる新しいこと」をテーマに、今年はどのような取り組みがされようとして何が変わっていくのかをお話いただきました。

今年はノンプロ研ではどのような変化が見られるのでしょうか。

本記事ではイベントレポートとして当日の内容をご紹介します!

「デジタルリスキリング入門(仮)」の出版

まず冒頭に、書籍出版のお知らせが!

タイトルは「デジタルリスキリング入門(仮)」

リスキリング力とは「働くことで幸せを感じられる状態をつくり、維持するために、スキルをアップデートし続ける力」のことを指します。この本はこの「リスキリング力」を身につけるための入門書となります。

「リスキリング」というと、会社主導で動いているところが多いですが本書は個人を対象にしてどんな道筋で新しいスキルを身につければ良いのかを指南しています。

リスキリングの基礎知識から、リスキリングのための習慣や価値観、思考スキルなどの戦略、行動指針、汎用的スキルや専門的スキルの身に付け方などを盛り込む予定だそうです。

発売は6月の予定です。

ノンプロ研内では、 書籍と連動したイベント を考えているとのこと。書籍内で出てくる額をみんなでやってみたり、 メンバー皆さんの事例を書籍の中に盛り込むことも考えているそうです。

執筆中の原稿はリアルタイムでノンプロ研内で共有されるため、一足先に原稿が確認もできます。

書籍発売にあたっては、セミナーや書店めぐり、広報、販促イベントなども行う予定とのことでノンプロ研内の連動イベントもたくさん生まれます!

そのうちの一つ、ノンプロ研で全国各地の書店めぐりとイベント開催を実施予定です。

東京、大阪、糸島を中心に、全国各地で開催を予定していますので、オフラインでの交流も深まりそうですね!

技術書展14に出展!

技術書展とは日本最大の技術同人誌のイベントになります。

これまでノンプロ研では3階の技術書典に参加し、8冊の技術書を発行してきました。

技術書展14のスケジュールは以下となっています。

制作スケジュールも決まっていて、執筆中の方もいらっしゃるそう。 執筆をされない方でも、ノンプロ研では オフラインイベント運営の手伝いや、執筆の様子なども Slackで垣間見ることができます!

スプレッドシート関数講座 スタート!

正式名称は「初心者IT基礎講座スプレッドシート関数コース」です。

基本的なスプレッドシートを使って集計できるようになることが講座のゴールです。

手軽で実務にすぐ役立つスキルが学べ、プログラミングよりも敷居が低く、課題認識能力が芽生えるため、越境学習中の学習プランとしても有効だそうです。

なおこのスプレッドシート関数講座は、昨年のインストラクション講座の企画からスピンアウトした講座になります 。今年は他にもインストラクション講座からいくつかの講座が生まれるかもしれません。

中級Python講座スタート!

これまでGASや VBA にはありましたが、Pythonにはなかった中級講座が、ようやくスタートします!

講座の主な目的は Python の開発保守を楽にスマートにできるようになること。

今年はノンプロ研内で Python に触れる機会も増えることになりそうです。

ノンプロ研内では輪読会や部活(AI活用部)などでPython 関連のイベントもどんどん生まれてきているようです。

技術ライティング講座リニューアル!

技術ライティング講座がリニューアルします。

これまでタカハシさんしか講師を担当できなかったり、Git や Github のハンズオン時間内にできないという課題があったそうです。

これをクリアにして、技術書典15までには間に合わせる目標でリニューアルを予定しているとのことでした。

越境学習支援プロジェクト アップデート!

昨年から始動している越境学習支援プロジェクト。

ホームとアウェイを行ったり来たりして学習することで冒険する力が身につき、ノンプロ研内でITやプログラミングスキルも身につけることができる、DX人材育成にぴったりな学習手法です。

越境学習ではホームとアウェイで洗礼を受ける(そして、葛藤を経て学習する)ことを「 二度死ぬ」 と表現されていますが、 ノンプロ研での越境学習では、プログラミング学習のハードルの高さが学習者へダメージとなり「三度死ぬ」 状況に陥る場面が多々あったそうです。

そのため、今年は学習プランのバリエーションを強化して学習によるダメージやカットを和らげるようにアップデートを予定しています。 

DX適正診断&コーチングを提供!

DX 適性診断&コーチングを提供予定です。

DX が進まない理由のひとつに、組織のアジリティが低いという課題が出てくることがあります。
DX が進まない理由については以前の定例会でも話をしています

アジリティとは、変化に応じて素早く対応できる俊敏性のことで、組織内で意思決定者が多かったり、誰が何をしているのか不明瞭だったりすると、アジリティが低い状態になってしまいます。

そこで組織のアジリティをチェックするために第一段階でDX適正診断により現状を把握。

第二段階でコーチングによってどこを直すとアジリティが改善されるのか、 アジリティを高めるようなアプローチをしていくサービスを提供予定です。

現在トライアルを開始していますので、興味のある企業様はぜひお問い合わせください。

その他、イベントや発信もたくさんします!

今年はノンプログラマー協会主催のセミナーも定期的に開催していく予定です。

参加していただく皆さんと繋がりを持ちながら学びの機会を提供していきたいと考えているそう。

またvoicyでは連続500回の突破を目指しています。 対談企画やインタビュー企画も実施予定だそうです。

糸島での活動も

最後に余談として糸島での活動もお話がありました。

糸島の顔が見える本屋さんというところで、 タカハシさんは棚をゲット。タカハシさん執筆の書籍だけでなく、ノンプロ研メンバーの書籍も 並べてみようかなと考えているそうです。

糸島でのオフ会やイベントも開催を構想中だそうです!

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今年もたくさん学び、変化を体験できそうなノンプロ研。広報、活動報告など発信もしていきますので、次のお知らせが楽しみですね。
ノンプロ研ヘご興味のある方はぜひこの機会に参加されてみてくださいね!

なお、本定例会はYoutubeにも動画がご視聴いただけます。

当日の実況ツイートもまとめられていますので、合わせてご是非ご覧くださいね。

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この記事を書いた人

あやか

ノンプロ研在籍の二児ワーママ。ITベンチャー数社経験し、現在はフリーランス。GAS、Python学習中。趣味は読書です♪