10分でわかる!失敗しないリスキリング

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10分でわかる!失敗しないリスキリング

みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。

こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!

今回のテーマは、10分でわかる!失敗しないリスキリングです。

なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!

では、よろしくお願いいたします!

今年こそ実現したいこと

今日は、ハッシュタグ企画「今年こそ実現したいこと」についてお話しします。

ただ、Voicyさんのタイミングが悪くて、僕自身の今年実現したいことは全部話し切ってしまったんです。第212回から214回までの放送でお話ししました。

第212回「2023年やりたいこと「コミュニティ『ノンプロ研』」編

第213回「2023年やりたいこと「ノンプログラマー協会」編

第214回「2023年やりたいこと「タカハシ個人」編

興味ある方は、そちらをお聞き頂いて、今回の放送では今年こそ新たなスキルを身につけたい、そんな方へ10分でわかる失敗しないリスキリングをお送りします。

リスキリングをしようとなったときの一番の阻害要因は、スキル習得の困難さでしょう。

なかなかスキルが習得できず、途中で挫折してしまうことがよくあります。これはよくある話です。

スキル習得の困難さは2つに分解できます。

  1. 必要な学習を積みきれない、時間がとれない。時間をかけてもなかなかできるようにならない
  2. モチベーションが維持できない、心が折れる、続かない

この2つに分けてお話しします。

学習時間と効率

まず、学習時間と効率についてです。

その対象のスキルが習得にどれだけ学習時間が必要なのかを先に調べます。

プログラミングでいうと200~300時間と言われています。それを計画に落とし込みます。

これをいつまでにこなすかを考えます。半年くらいでこなすのであれば、1日1~2時間ペースで学習をしなくてはいけないとわかります。これをカレンダーに半年分確保します。

それで学習を始めるんですが、学習の方法で効率は大きく変わります。学習の効率を上げるにはどうすればいいかという話ですが、スキルの内容によって異なりますが、一般的には「学ぶスキル」として2つの方法があります。

  • アウトプットをする(書く、話す、活用する)
  • 他者を頼る(道筋をきく、質問する、励まし合う)

日本人の2大学習勘違いがありまして、インプットに偏りがちなのと、他社を頼らなくて自分で頑張りすぎる問題があります。

アウトプット

アウトプットに関しては、色々方法があります。

しかし、本を読む、動画を観るで学習した気になっているけどそれはやめましょう。インプットと同じかそれ以上にアウトプットをする必要があります。

言語化できるというのは、理解したかを判断するよい指標になります。

ライトに始めるのであれば、Twitter、ブログなどを使って発信するのがいいとおもいます。仲間をつくって発表し合う、実務で使う、できる限りそういう機会を集めて、学習の習慣にするのをオススメしています。

他者を頼る

もう1つは、他者を頼るというのがあります。これは、学習仲間をまずつくるという意味です。

たとえば、社内で仲間を集めるのが理想ではあります。

そうでなければ、SNSで発信して徐々につながりをつくってもいいし、できればコミュニティに参加して一緒に学ぶ環境を作るのもいいと思います。

人を頼るメリットは、間違った方法で学習しなくて済み、質問してすぐに解決できることです。

プログラミングだと3時間悩むけど、人に聞いたら一瞬で解決するなんてのはざらにあります。

もちろん他の人の時間搾取はよくないんですが、ツイッターでダメもとでつぶやいてみるとか、質問していいよというコミュニティを活用すればOKかなと思います。

モチベーションが維持できない

続いて、モチベーションが維持できないについて話をします。

これはいろいろな側面があります。全てお話するのは難しいんですが、2つお話します。

価値×期待理論

1つ目は、価値×期待理論です。

  • モチベーション=価値×期待

この「価値」は対象となっているスキルの魅力や望ましさといったものを指します。なのでそのスキルを身につける意味をよく考える、活用先をいろいろと考えられたらいいと思います。

スキルを使って仕事に活かすのはもちろん、その内容についてプレゼンもしよう、仲間にも教えようといった価値を積み重ねて、その価値を高めていくということです。

仲間をつくるというのは、こちらでも効果を発揮するなと思っています。

もう1つの「期待」は、成功の見込みや自己効力と言われています。

これはできるかどうかに関わることですが、なるべく小さな目標を立てて、小さな成功を目指すのがオススメです。そのためには、細かく評価できるようにしておいたりする機会を作るのがいいと思います。

また、自分でクイズを作ってテストをする。他者にスキルを評価してもらう等色々な方法があります。

習慣×動因理論

モチベーションに関しては、もう1つ式があります。

  • モチベーション=習慣×動因

動因とは強さ、エネルギーのことです。

習慣とは、意識や努力の感覚なしに特定の行動を成功裏に遂行できる能力のことです。実は、日常的行動の45%を習慣が占めているそうです。

何か学習しようとする時に意志を使うタイミングがあります。意志は筋肉と同じで消耗します。なので、意志を使わずとも、学習に望めるように習慣化していくのが重要です。

たとえば、時間を決めるなどの環境要因をトリガーにするのが1つあります。

あと、目標を小さくする、PCでエディタを開いて2行だけ書くとかです。

これを毎日繰り返します。3日に1回などだとリズムがつくれません。3日1回だけだとストレスがかかるので、できれば毎日がいいです。

そういった行動をしばらく繰り返し、うまくいかなかったら習慣を調整します。

まとめますと、学習時間と効率の話です。学習時間の見込みがどれだけ必要か。アウトプットをしていきましょうという話でした。

モチベーションでいうと、そのスキルの価値を高めていくのと、成功の見込みを高めていくというのがありました。

もう1つは、習慣化していきましょうという話でした。

ぜひご参考にして下さい。

まとめ

ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「10分でわかる!失敗しないリスキリング」をお届けしました。

タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。

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では、また。

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