リスキリングにまず必要なのはどのスキル?

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リスキリングにまず必要なのはどのスキル?

みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。

こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!

今回のテーマは、リスキリングにまず必要なのはどのスキル?です。

なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!

では、よろしくお願いいたします!

リスキリングに必要なのは時間

「リスキリングをはじめよう。ではどのスキルから身につける?」と聞かれたときに、僕だったらまっさきに時間を生み出すスキルと答えます。

株式会社NEWONEは、2022年12月9日~11日、800名を対象に、「リスキリング」に関するネットアンケート調査をしました。

リスキリングに一歩踏み出せない理由について尋ねると、20~50代、全年齢の約5割が、時間がないからと回答しているんですね。

リスキリングをするのに必要なものをあげるとしたら、やはり時間は必要なんですね。

時間とモチベーションが必要になってきます。

一般的に、1日8時間睡眠をとって、1日8時間労働したら、残りは8時間ですよね。

この8時間の間に、ご飯、お風呂、身支度、通勤を普通にやったら残り2時間あるかないかだと思うわけなんです。

そこに残業が加わったらさらに厳しくなります。

残業が習慣的になっている人にとっては、確かにリスキリングはたしかに高いハードルになると思います。というか無理と思えているかも知れないです。

なので、余計な残業をしないような習慣にしないといけないですね。

時間を生み出すスキル

そこで業務時間について、これまでと同様のパフォーマンスを短い時間でこなせるようにする、そして残業をなくしたり、新たなことに取り組む時間をつくることが必要になってきます。

これを行える技術が時間を生み出すスキルです。

方向性としては、3つあります。

  • やめる
  • 効率化する
  • 自動化する

やめる

まずは、自分が何にどれくらいかけているのか記録をして、その中で価値があるのかないのかを判定します。

もし価値がない時間だなとおもったら、それをやめるか、効率化をする、自動化するを検討します。

やめるというのが最もすぐに効果がでて、しかも大きな効果が出やすいものです。

たとえば、ただ座っているだけで参加してる意味がないような会議とか、誰も見ないような資料を頑張ってつくるとか、そういうことがあったりするわけなんです。そういったものをやめると。

場合によっては周囲のメンバーとの調整が必要なことがありますので、周囲にメリットがあるように立ち振る舞う必要があります。やれたら締めたもの。即座に効果が出ます。

効率化

効率化は、やり方を変えることで実現できることもあるので、それを考えるわけです。

たとえば、1件1件メールを作って送っているみたいなことがあったとすれば、共通で1ペンでいいじゃんとか、やりかたを変えます。場合によっては社内掲示板を更新してそれを見てもらうのでもいいのでは、そうすれば受け取るほうもフィルタしなくてすむと。

このように業務の本質を見極めてやり方を変えていくことで、かかる時間を減らすことです。

効率化はデジタルスキルがなくてもできるものも多くありますが、やはり場合によってはデジタルスキルがあると有効な場合もあります。

Excelとかスプレッドシートなどアプリケーションを使いこなすスキルを上げることで、より業務を効率化できます。タイピングスキルなどもあれば、メールの処理とか文書を作成する時間を速くすることができます。

情報探しならGoogleの検索スキルなども効果があります。

自動化

3つめの方向性が自動化です。

もしルーチンワークがあれば、プログラミングやツールを使って自動化していくわけです。

コンピュータは正確に、かつスピーディにシゴトをこなしますし、疲れない特性がありますので、ごっそり仕事を渡すことができます。

そして空いた時間を自分の時間として新たなスキルを磨くのに使えます。

コンセプチュアルスキルが必要

ざっとこんな感じではありますが、自分の時間の使い方が良いのかどうなのか、それを見極めるには別のスキルが必要です。

227 どのスキルを身につけるかの参考になる「カッツモデル」

前回話しをしたカッツモデルの中のコンセプチュアルスキルが時間を生み出すスキルの見極めに必要になります。

コンセプチュアルスキルとは、概念化スキルや課題解決スキルと呼ばれるもので、複雑な事象を概念化することで物事の本質を見極めるスキルです。

おそらく、多くの会社の中には当たり前の文化として、形骸化してしまっているようなシゴトがけっこう残ってしまっているんです。

本来役職が上の人たちが、コンセプチュアルスキルを十分に発揮して、自分たちのビジネスの本質的なところにヒューマンリソースを割くべく、業務改善と人員配置を考えて試行されているべきなんですけれども、残念ながらそうなっていない現場は多いのではないでしょうか。

それであれば、個々人がコンセプチュアルスキルを発揮して、本当に自分の時間の使い方は本質的なのかを見極めて、そうでなければどう対処するかを考えるというステップが必要になってくるんですね。

それが終わった後で、ようやく自分の時間を生み出すことができるわけです。

ということで、時間を生み出すスキルが必要なのだけど、それにはコンセプチュアルスキルが必要ということになります。

まずは、ここを鍛えることがスタート地点になるかなと思います。

まとめ

ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「リスキリングにまず必要なのはどのスキル?」をお届けしました。

今回は時間を生み出すスキルというのをスタート地点で考えましたが、やはりリスキリングの上で、どんなスキルが自分に必要かとか、世の中で求められるスキルは何かを考えることが必要なので、それもやはりコンセプチュアルスキルなのかなと思います。

上層部のトップマネジメント層だけでなく全てのビジネスパーソンが鍛えていく必要があるかなと思います。

タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。

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では、また。

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