鋭意執筆中「デジタルリスキリング入門」の3つのチャレンジ

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鋭意執筆中「デジタルリスキリング入門」の3つのチャレンジ

みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。

こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!

今回のテーマは、鋭意執筆中「デジタルリスキリング入門」の3つのチャレンジです。

なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!

では、よろしくお願いいたします!

「デジタルリスキリング入門」執筆で3つのチャレンジ

今日はハッシュタグ企画、私の挑戦について話をします。

どういった挑戦を僕がしているかというと、今執筆中の「デジタルリスキリング入門」です。これについて3つのチャレンジがありますので、それについて話をしたいなと思います。

チャレンジ1: ビジネス本執筆に初挑戦

1つ目のチャレンジなんですが、この本が僕にとって初めてのビジネス本だっていうことなんです。

プログラミング本とビジネス本の違い

これまでは、プログラミング本を中心に書いてきまして、単著で言うと4冊書いているんです。このプログラミング本とビジネス本の何が違うかっていう話なんですが、1つは答えが明確かどうかっていうところがあります。

プログラミングの場合は、構文とか言葉はほとんどの場合正確に定義されているんですね。

ビジネス本の場合っていうのは、もちろん過去の研究のエビデンスなどを使うことも多いんですが、最終的には僕がこれが良いって決めていい部分が多かったりするんです。なので、この辺の違いはあるかなっていう風に思っています。

プログラミング本の場合は既出のセオリーを参考にできる

もう1つは、参考書籍が多いかどうかっていうのありますね。プログラミング本は他の言語も含めると過去にたくさんの参考書籍となるものが既に出ているわけです。

なので、大体プログラミング本の構成っていうのは、こう書くといいよねみたいなのがかなり研究されています。

それを参考に書籍を執筆することができるのですが、かと言って、オリジナリティがなくていいかというとそういうわけではないんです。

例えば、VBAというプログラミング言語があるんですが、ノンプログラマー向けであったがために、逆にこうプログラミング本のセオリーから外れて独自の文化みたいなのが出来上がっていたんですね。

なので、あえてそのプログラミング本のセオリーをVBA界に逆輸入した形で書いたのが、「パーフェクトExcelVBA」という話になります。

プログラミング本の場合は元々のセオリーがあって、それを参考に自分のオリジナリティを追加していくという書き方ができるということこなんです。

試行錯誤しながら書き進める

「デジタルリスキリング入門」というと、そういった参考になるような書籍もなかったですし、セオリーってどうなのみたいな感じなので、多分これでいいだろうっていう風に思って書き始めていました。

ただ書いていくうちに、あれ、やっぱり違うかと、途中で構成を見直すみたいなことが何度かあったんです。

元々は構成案バージョン2で出版社さんにオッケーをもらって書き始めたんですが、途中編集さんのアドバイスでゼロ章を追加したりとかもしましたし、2、3章あたりはものすごく紆余屈折して何度も迷いながら書き進めていました。

今現在は、構成案バージョン5で書き進めていまして、4章がもうすぐ佳境といったところです。

チャレンジ2: 発売時期を自らコミット

次に「デジタルリスキリング入門」2つ目のチャレンジなんですが、これは、発売時期を自分でコミットしてしまっているというところなんです。

元々は、4月25日脱稿で6月発売という予定を組んでいただいていたんですが、3月は予定外にとにかく忙しかったのと、先ほどお伝えした通り、構成を何度も変更しているというところで遅れてしまっているんです。

具体的には、10日から2週間ぐらい遅れてるかなという印象です。

全国書籍PRツアーやります!宣言

通常であれば、執筆が遅れたとしても出版日がその分後ろ倒しになっていくという話になるのが普通なんです。

ただ今回の場合、自分で全国書籍PRツアーをやると宣言してしまっていまして、僕が運営してるコミュニティ、ノンプロ研のメンバーの皆さんにも手伝ってね、なんていうお願いをしてしまっているんです。

明確な日程を決めてるうわけではないんですが、大体7月ぐらいかな、なんていう風にお伝えしているんです。

かつ、以前の放送でもお伝えした通り、東京工芸大学の非常勤講師の集中講義が7月31日から始まることになっていますので、その前にはなんとかツアーを終わらせたいなみたいなこともあったりします。

実際なるようにしかならないんですが、先の予定がなんとなく決まっている、しかも、それが大きいというのは、なかなかヒリヒリしたプレッシャーがあるもんだなっていう風に思っています。

チャレンジ3: 書籍の構成

3番目のチャレンジは、これが僕的には1番大きいかなと思っているんですが、書籍の構成なんです。

そもそも、デジタルリスキリングをテーマにした本というのは、世の中にはなかなか出ていないんです。

大枠で言うと、学び方の本とかスキル習得本になるかなっていう風に思います。

書籍の構成~導入、戦略、戦略を使った手順

それに類する多くの書籍の場合、大体その構成はどうなっているかというと、まず導入があって、ノウハウ1があって、ノウハウが2があってみたいなパターンか、導入があって、手順1があって、その次に手順2をしてみたいなそういう構成になっているパターンが多いかなと思うんです。

それに対して「デジタルリスキリング入門」はどうなっているかというと、まず導入があって、その次に戦略っていうのを入れているんです。そして、その戦略を使った手順1、手順2みたいなそんなスタイルを取っています。

この戦略の部分が2章3章に当たるんですが、ここは本当に構成としては悩ましかった部分ではあります。

なんらか成長をもたらす書籍にしたい

じゃあそもそも戦略って何、なぜそんなパートを入れたのって話なんですが、例えば分かりやすい例で言うと、Excelスゴ技50みたいな本があったとします。

それはすごく役に立つ本だと思うんですが、例えばExcelにものすごく大きなアップデートが加わって全然仕様が変わってしまったとすると、その時そのExcelスゴ技50は使えなくなっちゃったりするんです。

その場合は新たに出版される新Excelスゴ技50みたいなのを買う必要が出てくるということなんです。

つまり、時代が変わると使えなくなっちゃうっていう話ですね。そう考えた時に、その読者ってその書籍をマスターしたことによって、何らかの成長があったと言えるのだろうかっていう風に思うんです。

普遍的な価値の提供

今回の「デジタルリスキリング入門」も単純に構成しようと思ったら、導入があって、手順1、手順2という感じになります。例えば、Excelからこういう風に勉強しましょう、次にプログラミングを学んでVBAをやりましょう、最近はAIなんかもあるよ、みたいなそんなロードマップを敷くんです。

つまり、今現在をスタート地点としてスキルを獲得する手順通りの構成をした方が書きやすいですし、読者にとっても読みやすかったりするんです。

ただ、今本当に起きているのは、ChatGPTを始めとする生成系AIの登場によってほんの数ヶ月で働き方が変わってしまう、そんな時代に突入しているんです。

そういう構成でノウハウを提供して、この書籍は十分に価値が提供できるんだろうかっていう風に考えるんです。

なので、もちろん具体的に使える実践的なノウハウっていうのは入れるべきだと思うんですが、それだけではなくて、さらに抽象度を1段上げたような普遍的な内容もなんとかして入れていきたいなっていう風に思うんです。

そこに当たるのが、今回導入の次に入れた戦略っていう部分になります。目的はデジタルリスキリングですし、今現時点としては、それを目指していただくんですが、そもそもビジネスパーソンにとって、リスキリングするっていうのは、今後一生必要になってくるであろうものだと思うんです。

そうなった場合でも役に立つ書籍であってほしいなっていう風に思って、この構成にしているっていうところがあります。

今、一生懸命書いてますので、ぜひ完成を楽しみにしていただければと思います。

まとめ

ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「鋭意執筆中『デジタルリスキリング入門』の3つのチャレンジ」をお届けしました。

タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。

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では、また。

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