みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。
こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!
今回のテーマは、石山恒貴先生との越境学習セミナーイベント終了後の想いと振り返りです。
なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!
石山先生とのイベントを終えて
(イベント終了後、感無量すぎて追加でVoicy特別回の収録をしました。)
越境学習の第一人者、法政大学大学院教授、石山恒貴先生をゲストとしておよびしてセミナー・イベント「越境学習×学習コミュニティ~小さな越境からはじめるVUCA時代の人材育成~」を開催しました。
個人的には越境学習というものに、この1年真剣に取り組んできて、一旦はプロジェクトの集大成みたいなところもありまして、どうしても今日のイベントの振り返りとか、楽しかったことなどをさっそくかみしめたいなということでお伝えしています。
日中、仕事中にも関わらず、時間帯によっては50人以上の方が参加してくださったように思います。たくさんお集まりいただきまして、ありがとうございました。
なにより嬉しかったかのは、石山先生がもう前のめりで参加してくださっていたことです。
日中昼間に1時間半はセミナーとしては長いかと感じていたのですが、いざやってみると学びの密度が高いし、なにより楽しい、全然時間が足りなかったなという印象です。ディスカッションのパートは、夜通し石山先生とやりたいなと思っちゃうくらいでした。ほんとにあっという間に過ぎてしまいました。
むくわれた努力
僕としても、皆さんノンプロ研に入っていただいて、プログラミングを学習し、働くの価値を上げて幸せになっていただきたいという風に思って今やっています。
ただ、ノンプロ研メンバーの熱いサポートがあったとしても、どうしてもくじけそうになってしまう方もいますし、会社とか社会では、そこまで身に付けたスキルが評価されず、うまく活躍の機会を与えてもらえないということもあります。
そんなことがわかっているにもかかわらず、僕は皆さんを引きずり込んでいるというところがあります。
やはりもちろん、それを乗り越えていきいきと活動したり、生き生きと活躍している方もいるのですが、一方では大いに苦しむ方や、くじけてしまう方もいて、そういう方をみると僕自身力不足を感じるし、申し訳なさでいっぱいになるわけです。
#125 越境学習の第一人者、石山恒貴先生とセミナーを開催します!でもお伝えしたのですが、そんな思いをして学習しているのにも関わらずホームで評価されない、場合によっては虐げられているようなノンプログラマーですが、その葛藤や苦しみ、もやもや自体が冒険する素晴らしい力を身につけるための学習機会であるということを、教えてくださって気づかせてくださった石山先生は、救世主のような存在だなと思います。
そんな石山先生がはじめたばかりのTwitterで、ノンプロ研の活動についてずっとウォッチしてくださっていて、たくさんいいねを押してくださるんです。そして今日このイベントに参加してくださって、ノンプロ研がアウェイとして良質なコミュニティであるというお墨付きをいただいくこともできました。
僕のパートの話しなんですが、たとえばノンプロ研の場合は「越境学習者は3度死ぬ」とか、越境学習者は「DX人材育成」に有効だということなどに大きく反応してくださいました。
つまり僕らの活動が、越境学習の最先端の研究とそれをされている石山先生に貢献できているのかもと感じられて、本当に達成感でいっぱいになっています。
新たな視点~コミュニティ自体も伴走者である
さて、僕自身もたくさんの新たな視点や学びをいただきました。
まず、ノンプロ研の場合、コミュニティ全体が伴走者と考えることもできるという新たな視点です。
プラス、伴走者の経験や能力が、越境学習の成果に影響を与えるという話もありました。
今ノンプロ研での越境学習プロジェクトとしては、伴走者はホーム側として会社から1名、アウェイ側としてノンプロ協会から1名、計2名の体制で用意しています。
ただ、たしかにノンプロ研の講座の講師陣やペアプロのナビゲーターは、伴走者としての役割も一部担っていると言えます。コミュニティが伴走者と考えると、伴走者の経験や能力、つまりコミュニティ全体の経験や能力が高まっていくことで、越境学習の成果に影響を与えるのではという考え方もでてきて、僕としてはすごくわくわくするような考えがめぐっています。
あと、ホーム側の伴走者がものすごく葛藤する場合があって、一番の越境学習をしてしまうというケースが何度かありました。その場合に相談相手がいないということもあり得るので、そこをどうサポートしていくかは考えたいなと思っています。
越境学習を会社に導入するには
別の話題としては、越境学習支援サービスを導入する際に、どうやって会社に通すかという話があります。
越境学習はROI(投資利益率)というかたちでの効果が見えづらいです。その際に、どうやって会社に通していくかという問題があります。
その際にキーマンを飲み会などに誘うという作戦があるよと教えていただいたんです。やはり冒険に誘うなら、腹を割って語るというのが一番効果的ということですかね。
一方で、実施した越境学習の成果をきちんと表現するのも必要だなと感じました。効果が定量的には見えづらいので、そこは丁寧にやっていく必要があるかなと思います。
ノンプロ研では業務改善とかツール開発とかいうかたちが一つありますが、そこが越境学習の神髄というかすべてではないので、定性的なものも含めてきちんと表現、記録をしていく必要があるなというところなんです。それでいうと、越境学習者の成果発表会が結構有効なんじゃないかと思っていて、それは引き続きしっかりやっていきたいです。
ちょと話が戻りますが、越境学習支援サービスを導入するときに、飲み会以外に今越境学習に参加してくださっている人に取材インタビューをしています。そういった形でストーリーというか記事にまとめて、それを提案材料として使っていただくという意味ではすごく有効だというお話もいただきました。
小さな越境でお試しする
それに関連してもう1つ。
小さな越境でお試しという作戦もありました。
ノンプロ研は比較的、業務時間を大幅に調整しなくても参加できる小さな越境なんじゃないかと思っていましたが、半年間というプロジェクト期間を考えるとそこは長いかも知れないという発見もありました。
お試しでもっと短い期間で小さな越境が体験できるプランがあると良いかもと思いました。これは、ひとつ思いついたアイデアがあるので、来年に向けて検討、準備をしてみたいと考えています。
ということで、越境学習イベントについての思いと振り返りをお送りしました。
これからも日本にワクワクの冒険に出られる冒険者がどんどん増えるよう、越境学習を広めていくことに貢献していきたいと思っています。
まとめ
ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「石山恒貴先生との越境学習セミナーイベント終了後の想いと振り返り」をお届けしました。
タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。
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では、また。