みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。
こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!
今回のテーマは、デジタルリスキリング入門、無事に脱稿しました!です。
なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!
では、よろしくお願いいたします!
デジタルリスキリング入門、無事に脱稿することができました
1月から一生懸命執筆を続けておりましたデジタルリスキリング入門、無事に脱稿することができました。
まだ、あとがきが一部残っているのですが、本編については0章~5章まで完了してすでに提出しております。
文字数でいうと165,000文字です。
初稿の校正作業中
編集さんいわく、全400ページくらいになるということだったんですが、当初の予定のページ数を少し超えてしまってますので、校正の作業をしながら少しスリム化していく感じでいいかなと思っています。
実際、紙面のデザインに落とし込まれた原稿(これを校正紙というんです)を見ながら誤りや不備がないかというのをチェックします(この作業を校正と言います)。それの1回目の作業を初校と言いますが、その作業を今しているところです。
これまで僕自身、何冊か書籍を出していますが、今回人生初の縦書きということで、けっこうテンション上がるなという感じで読んでいます。
執筆中は、けっこう構成にすごく悩まされたんです。
とくに2章、3章あたりです。
ただ書き上げて実際に見てみると、自分でも驚くくらいスッキリしていて、悪くない構成になっているなと感じます。
各章紹介
第0章僕の半生
各章を簡単に紹介しますと、0章は、僕の半生みたいな話になっています。
大学院を卒業してから、ミュージシャンを目指して諦めて、サラリーマンになって、ブラック企業に入ってしまいどん底に落ちて、プログラミングに出会って、独立して今に至ると、ここまでの話を書いています。
この中で、僕自身がリスキリングをし続けて、今はハッピーに働けていますので、ひとつのリスキリングのロールモデルとして紹介しているというところもあります。
さらに僕が今やっているビジネス、本業で言うと「デジタルリスキリングの支援」とも言える内容のことをしているんです。
その活動の中で、皆さんがリスキリングする上で再現性がある部分を抽出して言語化できるという、割と良いポジションにいるんです。
その意味でけっこう大きい存在が、僕が運営している学習コミュニティ「ノンプロ研」とそこに所属しているメンバーの皆さんです。
数年単位でずっと皆さんの活動を近くで見ていて、学んだことをコミュニティで取り入れてみて、メンバーの皆さんの働くとか学習がどうなっていくのか、というのを研究できていたというのはけっこう大きいなというふうに思っています。
この0章では、そのあたりの書籍の礎となっているような歴史の部分をお話させて頂いています。
第1章リスキリングの基礎知識
1章は、リスキリングの基礎知識ということで、リスキリングというのはバズワードあるあるで、言葉だけ独り歩きしているわけなんです。
結局あちこちで言われているけどリスキリングって何のことで、結局何をすることなの?
実際やれやれと言われているけど全然やってない人もたくさんいますし、そのあたりを整理するパートになっています。
ここで強調したいのは、ニュースでも、企業からもやりなさいって言われてますけど、結局個々のビジネスパーソンが自発的にやっていかないとダメだよということをここでは強調しています。
第2章リスキリングの戦略
続く2章と3章でリスキリングの成功率を上げる(これをリスキリングの戦略と呼んでますけど)について、お伝えしているパートになっています。
2章は、僕の大好きなOODAループについて紹介しています。
そもそも日本人は、学校生活から入社した以降も「言われたとおりにやるのが得意」という人材を特化して、育てるような仕組みになってしまっているんです。
逆に言うと自分で考えられないし、決定できないし、それをもとに行動ができないわけなんです。
したがって自分の人生ではあるにもかかわらず、自分でその人生の局面を変えていくのにめちゃくちゃ不慣れであるということです。
自分で思い通りの局面に変えていく力
今の時代でいうと、人の言われた通りにやるという癖を崩していって、周囲の流れをきちんと読みながら、自分で思い通りの局面に変えていく、そういった力を身につけていく必要があるわけなんです。
そのための思考と行動の型としてOODAループが適しているといった話をしています。
そのOODAループなんですけど、ただ自分で決定するとしても、けっこう柔軟性が高いようなループになってますので、けっこう選択肢が多くて意思決定にエネルギーがかかる状態なんです。
第3章リスキリングの原則
その意思決定のサポートをする何かが必要なんですが、それを紹介しているのが3章になります。
ここでは「リスキリングの原則」と呼んでいるますが、「システム化、無意識、学習、実践、環境づくり」この5つの原則を紹介しているんです。
リスキリングでいうといくつかの活動が混合しているというような状態になっているんですけど、それぞれ成功率を上げるための先人たちの知見があるわけなんです。それを学んでおいて、OODAループを回す際の意思決定の指針としていただくイメージです。
第4章時間を生み出す、第5章デジタルスキルを身に付ける
あと4章、5章に関しては実際にリスキリング戦略を使って、リスキリングをしはじめるというパートになります。
4章は、時間を生み出す。5章は、デジタルスキルを身に付けるというパートになっています。
なぜスキルを身につけるかということですが、それは身近なところにある課題を解決してそこに貢献するためです。そこで別の課題として浮かんできやすいのが「時間がない」という課題なんです。
時間がないとスキルを身に付けられないので、スキルを身に付けられなければ、本来解決したい課題も解決できないというふうになってしまいます。
まずは時間を生み出すスキルを身に付けていきましょうというのが、本書でオススメしているんです。
そして、その時間を生み出すスキルは、必ずしもデジタルばかりではないんですが、多くの場合、その点でデジタルスキルというのは破壊的な効果があって、さらに今後もその使用できる範囲や破壊力は増していくということが期待されているわけなんです。
4章と5章では、2章・3章で学んだ戦略をベースとしつつも、時間を生み出すスキルとデジタルスキルを身につけていこうといった、リスキリングの最初の1歩の部分を伴走するそのような形式になっています。
本書で得られる2つのベネフィット
スキルを身につけて活用するスキル
本書で得られるベネフィットとしては、2つあるかなと思っています。
1つは、「スキルを身につけて活用するスキル」を身に付けられるということです。
リスキリングでいうと、プログラミング、語学とか、色んなスキルが対象になるわけなんですけど、そういった個々のスキルを学ぶ前にこの本を読んでおくといいよということなんです。
どんなスキルでも共通する学び方、活用のしかたというのがあるはずなんです。なので、一段抽象度の高い位置にあるスキルを身に付けて頂けるというのが、本書の1つのベネフィットと思っています。
自分で「働く」の価値を上げていく
もう1つは、 自分で「働く」の価値を上げていくというスキルが身に付くことかなと考えています。
もともと働くというのは、貢献するということなんです。
貢献する、役に立つというのは、本来とても気持ちいいことですし、清々しいことだと思うんです。
しかもそれでお金がもらえるなんて、本当に素晴らしいことだなと思います。
ただ、なかなか今いるポジションではそれに気付けないみたいな人もけっこういるんじゃないかなというふうに思うんです。
ただ、その働くことの価値の高さにまずは気付いて欲しいですし、それを感じられるようなポジションに自分自身の力で向かっていくことはできると思うんです。その力を身に付けて頂きたいなと考えていて、これは2つ目のベネフィットとしてあるかなと思っています。
ということで、今発売に向けて「デジタルリスキリング入門」準備を進めておりますので皆さん楽しみに待って頂ければと思います。
まとめ
ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「デジタルリスキリング入門、無事に脱稿しました!」をお届けしました。
タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。
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では、また。