みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。
こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!
今回のテーマは、Duet AI in Google WorkspaceはMicrosoft 365 Copilotと同額の月額30ドルで提供です。
なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!
では、よろしくお願いいたします!
Googleが「Google Cloud Next ’23」を開催
今日は、ニュースを紹介していきます。
どのニュースかといいますと、[Google、自動でプレゼンスライドを作成する「Duet AI」。月額30ドルでプレビュー](https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1527291.html)こちらの記事になります。
リンクを貼っておきますので、どうぞご覧いただければと思います。
8月29日から3日間にわたって、Googleは「Google Cloud Next ’23」こちらを開催したんです。これは毎年1回行われているGoogle Cloudの大きな発表イベントになっていて、僕もGoogle大好きなので毎年注目をしてるんです。
やはり今年は生成AI一色みたいな感じです。
1番大きなトピックとしては、Google Workspace及びGoogle Cloud向けに提供する生成AIサービス「Duet AI」だったわけです。
これらの機能・デモンストレーションなどを交えた発表が多数行われています。そして、Duet AI In Google Workspaceこちらに関しては、プレビュー提供が無料で行われる。これが発表されました。
Duet AI In Google Workspace
主な機能
Duet AI In Google Workspaceはどういったことができるかっていうのを、1つおさらいしておきますと、GoogleWorkspaceで提供されている、Gmail、Googleスライド、Googleスプレットシート、Googleドキュメント、さらにGoogle Meet、そしてチャットです。
これらに関する様々なタスクを、Duet AIと、自然言語で対話しながら依頼をすることができる、そういったサービスになります。
たとえば、GmaileやGoogleドキュメントでは、文章の自動生成や要約、これをお願いすることができます。
これは皆さん、ChatGPTでAIに依頼をしているような、そんなタスクに近いような感じです。それをGmailとかGoogleドキュメントで直接できるようになるということです。
また、Googleスライドでは、プレゼンテーションスライドの自動生成、もしくは画像の自動生成です。さらに、Googleスプレットシートでは、表の自動生成とかデータのサマライズ。
さらに、GoogleMeetでは、議事録の作成とか字幕による自動翻訳。そして、Googleチャットでも、会話の内容の検索・要約の作成。こういったことがDuet AIにまず自然言語で依頼することができるということなんです。
ちなみに、これまでは、Duet AI for ホニャラみたいな感じで言われていたんです。今回は、Duet AI in 何々という表現も使われていて、今は、両方が混在してるような状態ではあるんです。
おそらく、今後Duet AI In 何々に統一されるんじゃないか、そんなふうに報じられています。
デモンストレーション
こちら、Google Cloud Nextの方では、そのDuet AI In GoogleWorkspaceのデモンストレーションも行われていたんです。
画面としては、Googleドライブの画面だったんですけれども、そこに、Duet AI用のサイドバーが開かれていていました。そこにDuet AIに、自然言語のやり取りをしていくんです。
もちろん、依頼を自然言語で入力することもできるんですけれども、Duet AI側から、次、君はこれをやりたいんじゃないのみたいな、いくつか選択肢も用意されていて、それを選ぶことで、先に進めることもできるような、そんな画面でした。
たとえば、プロジェクト名などを入れて、テキストで、こんなスライドを作りたいという指示をすると、ユーザーのGoogleドライブから、関連のデータを選択していきます。
たとえば、他のドキュメントだったりとか、スプレットシート。これをこう選び出してきて、それらをベースにして、プレゼンテーションスライドを、自動生成します。
実際に、生成されたプレゼンテーションスライドを、修正して、完成に近づける、このようなデモが紹介されていました。
提供金額
気になるのが、このDuet AI In GoogleWorkspaceの金額なんですけれども、月額30ドルで提供することになると報じられています。
これは、Microsoftが提供する対抗サービスであるMicrosoft Copilot。こちらも月30ドルで報じられていますので、全く同じ金額をぶつけてきた。このような形になっています。
僕の予想としては、Microsoft Copilotよりも、Googleの方は、安く出してくるんじゃないかなと思ったんですが、全く同じ金額を出してきたという感じです。
一部の報道では、Business Starterプランでは使えないという情報もあります。
少なくとも、月々1360円のBusines Standard以上のプランで、さらにアドオンで30ドル。つまり、4500円弱が追加になるという話になるのではと予想しています。
なので、1ユーザーあたり5800円ぐらいこれがかかるようになるという感じなのかなと思います。これに関して、Microsoft 365 pilotの時も同様の反応があったんですが、やはりサブスクとしてはかなり高いなという、そういった声もあるわけなんです。
金額だけでなく実際にどんな仕事になるのかを想像しましょう
確かに、単純に額面だけ見ると、企業にとってはかなり重いコスト増になるかなと見えます。
ただ、金額だけに反射的に反応するのではなくて、実際にどんな仕事になるのかみたいなのを、ぜひ想像してみていただければいいんじゃないかなと思います。
たとえば、僕の場合は、まずNotionでアウトラインを作るんです。そして、それをベースにスライドを作っていく。
こういった作業はかなり多いので、その作業効率が上がるのであれば、もう全然ありかなと思っています。
Notionで作成したアウトラインを、Duet AIに取り込み自動生成
たとえば、Notionで作成したアウトラインを、Duet AIに取り込んで、そこからスライドを、自動生成してもらうんです。そこからの修正作業が、どれだけかかるのかっていうところが、結構ポイントかなと思います。
ただ、僕の場合は、割とシンプルなスライドレイアウトしか元々使わない傾向にあります。
そこで、Duet AIの方で、イメージ画像をいい感じに入れてくれたりとか、多様なレイアウトを提案してくれるようになったりするのであれば、作業工数を減らしつつ、より魅力的なプレゼンテーションを作るみたいなこともできるかもしれないと思うんです。
フリー画像を自動生成
あとは、そのイメージ画像は、やはり探す時に結構時間がかかってしまうみたいな時があります。
イラスト屋さんの画像を検索してみたりとか、あとは、画像で言うと、やはり、著作権とか、そういったかにもありますので、その辺りが、フリーな画像を、自動で生成してくれる。そういったのも、すごく、ありがたいんじゃないかなと思っています。
メール文の自動生成、スレッドの要約
あとは、僕自身、あまり、メールでの作業はないんですけれども、よく、メールを使うようなビジネスパーソンであれば、メール文の自動生成とか、スレッドの要約、これだけでも、かなり、生産性は上がるんじゃないかなと思います。
ChatGPTでも、メールの自動生成はできるんです。
ただ、Gmailで直接できるのはより効率的ですし、長くなったスレッドの要約などは、ChatGPTなどでやるのは結構めんどくさいかなと思うので、かなり便利なんじゃないかなと予想してます。
会議の要約、タスクの洗い出し
あとは、GoogleMeetです。会議の要約とか、タスクの洗い出し、そういったところは、本当に機能するのであれば、実に魅力的だなと思います。
議事録を作る作業はかなり減らすことができます。
そもそも、この機能を使う前提で会議をするのであれば、ネクストアクションが出てこないような会議が洗い出されて、すごく会議自体の生産性も上がるんじゃないかなと期待もしています。
AppSheetのアプリ開発、改善
それから、記事ではあまり紹介されてなかったんですけれども、AppSheetでアプリ開発をしている。そんな企業さんであれば、それもDuet AIを使って、AIと会話しながら開発をしたり、アプリの改善をしたり、そういったこともできるというのは、非常に魅力的かなと思います。
そもそも、ローコードだったとしても、人が作業すると、どうしてもエラーになってしまうんです。
ただ、Duet AIにお願いする限りは、エラーが出るような、そういった改善は提案してこないはずなので、そういった開発効率もかなり良くなるんじゃないかなと思っています。
無料のトライアルに是非参加してみて下さい
ということで、まずは、無料のトライアル。こちらがオープンになっているので、気になる企業さんであれば、トライアルに参加することができます。
ぜひ、申し込みをしてみていただければと思います。ということで、今日は、Duet AI In Google workspace、こちらのニュースについて紹介をさせていただきました。
おそらく、デスクワーカーの仕事としては、このDuet AIもしくはMicrosoftのCopilot。これらを使うことで、間違いなく仕事の仕方は変わるかなと思います。
より人がやるべき仕事に、フォーカスできるようになっていくんじゃないかなと期待してます。
まとめ
ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「Duet AI in Google WorkspaceはMicrosoft 365 Copilotと同額の月額30ドルで提供」をお届けしました。
タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。
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では、また。