働くこと学ぶことを楽しむ姿を子どもたちに見せてあげて欲しい

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働くこと学ぶことを楽しむ姿を子どもたちに見せてあげて欲しい

みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。

こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!

今回のテーマは、働くこと学ぶことを楽しむ姿を子どもたちに見せてあげて欲しいです。

なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!

では、よろしくお願いいたします!

大人と子供の働く、学ぶといった今後をどう考えているか

先日、僕が主宰しているノンプロ研でイベントを行いました。どういったイベントかというと、僕が執筆している『デジタルリスキリング入門』の全国PRツアー準備に向けた対話会を行いました。

今執筆中の書籍、おそらく7月からPRツアーをするんですが、各地でのイベントをノンプロ研メンバーのみなさんにお手伝いしていただこうと、この書籍をどういう人に届けたいのか、何を成し遂げたいのかそういう話をしました。

その話の中で、大人と子供の働く、学ぶといった今後をどう考えているかという話をしたので、今日はその話をしたいなと考えています。

パーソル総合研究所 グローバル就業実態・成長意識調査(2022年)

まず、ある調査を紹介します。

パーソル総合研究所 グローバル就業実態・成長意識調査(2022年)とよばれるものです。

世界18ヵ国・地域の調査比較をしています。

この調査から日本人が働くといったものをどう捉えているのか、それが世界の国々と比較してどうなのかという所を見ていきたいと思います。

はたらくことを通じて幸せを感じているかどうか

まず、最初の設問が「はたらくことを通じて幸せを感じている」に関してです。これに「はい」と答えた人材が、日本が49.1%の18位最下位でした。

ちなみに1位のインドは92.6%です。ほとんどの人が、働くを通じて幸せを感じているということです。

継続就業意向

次の設問は、継続就業意向ということで、現在の勤務先で働き続けたい割合です。

とてもそう思う・ややそう思うとの回答は、日本は56.0%の18位最下位でした。

1位のインドは88.5%です。

管理職意向

次に管理職になりたい人の割合として、日本は19.8%の18位最下位でした。

ちなみに1位のインドは90.5%です。

転職意向

今の会社に不満があるのであれば、転職したいですかという意向を質問していました。

とてもそう思う・ややそう思うとの回答が、日本25.9%の17位です。

最下位はインドネシアの20.2%。トップはインドの56.8%となっています。

独立・起業意向

じゃあ独立・起業意向があるかというこですが、とてもそう思う・ややそう思うとの回答した人は、日本20.0%の18位最下位でした。

トップは、インド57.9%です。

無気力、エネルギーや魂が感じられないという状況でいいのか

働くことに幸せを感じてない、今のところで働き続けたくもない、管理職にもなりたくないし、転職も、独立もしたくないということです。

働くことがイヤ、嫌いという感じもするけど、それよりも、なんにもしたくない、無気力、エネルギーや魂が感じられないという状況です。

人生100年時代、今でいうと65歳、場合によっては70、80歳まで働く必要がでてきます。

このままのモードで働いてていいのか?ということがあります。

さらに子どもたちに目をむけたいと考えるんですが、彼らはこういう社会に送り込まれるために、学校に行って、勉強をさせられているのか?と考えると、僕はさみしい気持ちになります。聞いているリスナーのみなさんいかがでしょうか。

結果は地域ごとにグループになっている

ちなみに、これらの結果は地域ごとにグループになっている感じです。

中国・東南アジアはインドに近い傾向で、働くに関しての意思が強い傾向です。

欧米はその次のグループとなります。

日本と同じような傾向なのは韓国、台湾など東アジア諸国といった所です。

地域柄というのもありそうな気はしますが、日本はダントツで無気力な結果です。

社外の学習・自己啓発について

続いて社外の学習・自己啓発といった設問もあったので、これについても見ていきます。

勤務先以外での学習や自己啓発活動について、どんなことをしていますか?という設問です。

「とくに何も行っていない」項目が、52.6%でダントツ1位です。

2位のオーストラリア28.6%で、大分開きがあります。仕事に関する意識で近かった韓国も19.3%です。少ないのはインドで、3.2%です。

では、企業が学びの機会を提供しているかというと、OJT以外の人材投資も別の調査でいうと日本はかなり少ないです。

中小企業の7割はリスキリングに取り組むつもりがない

日本でいうと99.7%が中小企業といわれているけれども、中小企業の7割はリスキリングに取り組むつもりがないと回答しています。

学びという点でも、日本の大人はやる気がない状況です。

唯一学んでいるのは、子どもたち

唯一学んでいるのは、子どもたちになります。子どもたちは、毎日何時間も授業を受け、宿題もあり、塾にもいかせていく親御さん多いんじゃないでしょうか。

今でいうと、プログラミング教室も大流行です。

子どもたちにはさんざん勉強は大事だと、やりなさいと言っているくせに、その大人たちの二人に一人は勉強をしていないということで、まったく説得力がありません。

ここは、日本の教育はかなり失敗しているとしかいいようがないなと思います。

今の時代、学びことにも、働くことにも無気力な大人を量産していて、それでグローバルの中で存在感出せるかといったら、そりゃ無理でしょうという話です。

活動していくうちに気づいた2つのこと

で、ここからちょっと明るい話をします。

僕は2015年に独立して今までやってきました。

当時は、のっぴきならない状況で、行き場がないから独立せざるを得なかったというのがあります。

2017年、コミュニティノンプロ研を作って、仲間といっしょに学ぶ場をつくりました。

そしたら、活動していくうちにこういうことに気づきました。

  1. 学ぶということは楽しい
  2. 学んだことを活かして働くことも楽しい

そりゃ大変なことはあるけれども、働くことや学ぶことから目をそむけて無気力に生きるよりも、1億倍楽しいです。

働く時間が彩り豊かな時間になります。僕自身は、そうやって老人になるまで元気よく働きたいなと思っています。

いちばん良い教育

それで、大人も楽しく学んでいる、そしていきいきと働く姿を見せたり、一緒に学んだりすることが、いちばん良い教育なのではないかと思います。

ちょうど息子が今年から入学した、オルタナティブスクール「おとなとこどもの学校テトコト」に入学しました。その名前からわかるとおり、大人と子供一緒に学んでいこうをまさに体現しようとしています。すごく共感する所がありました。

だから、僕は働く大人たちに

  1. 学ぶということは楽しい
  2. 学んだことを活かして働くことも楽しい

をなんとかして伝えたい、そして行動してほしいと考えています。

この夏の大チャンス:デジタルリスキリング入門出版

8年間、あの手この手をやってきて、できている部分とできていない部分があるんですが、この夏の大チャンスがあります。それが今執筆しているデジタルリスキリング入門になります。

メディアでは、リスキリングがバズワードとしてブームになっています。

日本政府もリスキリングに5年間に1兆円かけようとしています。

そして、ChatGPTをはじめ生成AIが仕事のあり方を大きく変えようとしている状況です。このような大きな出来事が2重3重に起こっています。

そんな中でデジタルリスキリング入門という書籍を出せるのは大きなチャンスだと考えています。

そして、働くのも、学ぶのも、楽しいし価値があります。そして、そうなるための方法もあります。

まずそれを多くの大人たちに知ってほしいし、そしてその姿を子どもたちに見せてあげてほしいと思っています。

まとめ

ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「働くこと学ぶことを楽しむ姿を子どもたちに見せてあげて欲しい」をお届けしました。

タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。

チャンネルのフォロー、コメント、SNSでのシェアなどなど、楽しみにお待ちしております。

では、また。

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