2023年やりたいこと「ノンプログラマー協会」編

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2023年やりたいこと「ノンプログラマー協会」編

みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。

こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!

今回のテーマは、2023年やりたいこと「ノンプログラマー協会」編」です。

なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!

では、よろしくお願いいたします!

ノンプログラマー協会について

本日は、2023年やりたいことノンプログラマー協会編をお送りします。

ノンプログラマー協会とは、「IT学習を継続するノンプログラマーが当たり前に活躍する社会を実装する」を目指した企業、個人事業主の集まりです。

僕はもともとコミュニティ「ノンプロ研」や書籍を通じて、ノンプログラマー個人向けのスキルアップ支援をしてきたわけですが、せっかく彼らが学んで会社側に戻ったとしても、会社側があまりにもそのスキルをうまく活用できていなくてもったいないという事実があったんです。ときにはむしろやめろとまで言ったりするわけです。

個人の支援だけでなく組織の側も変えていかないとダメだと気づいて、1年半ほど前に設立したのがノンプログラマー協会です。企業向けのDX支援とかそういった事例を作り上げて、社会に向けての発信・啓蒙などを行っています。

越境学習支援プロジェクトの推進

その中で昨年スタートしたのが越境学習支援プロジェクトです。

越境学習というのは、普段過ごすホームと、それとは異なるコミュニティ(アウェイ)とを行ったり来たりすることで冒険する力を育てるというものなんです。

冒険する力とは、それによって固定観点を打破したり、自ら飛び込んでいって物事を変えていくというまさに冒険者の素養を身に付けることができる力です。昨今これはイノベーションを起こす力を持つ言葉として注目されています。

加えて2022年には、石山恒貴さん・伊達洋駆さんの「越境学習入門」、沢渡あまねさんの越境思考」などの出版が相次ぎ、「越境学習元年」などと呼ばれ「越境学習」が広く認知されるようになったんです。

その越境学習をとりいれた越境学習支援プロジェクトを立ち上げてトライアル、続いて本番スタートした形になっています。

具体的に我々がやっていることは、企業から何人か人材をノンプロ研(アウェイ)に送り込む、つまり越境していただいて半年間学習活動をともにしてもらうというものです。

先ほど説明した冒険する力に加えて、ノンプロ研ではプログラミングスキルをはじめとしたデジタルスキルを身に着けることができまるので、DX人材育成に大変効果的であることを示すことができました。リーダー層が越境していただくのがとても効果的ということもわかってきました。

プロジェクトは今年はたくさんの企業に参加してもらって、どんどん実績と事例をつくっていき発信をしていくというフェイズになっています。

DX適性診断のスタート

一方で、DX自体が進むにはDX人材育成だけでは不十分だなということに気づいたので、組織のしくみを変える取り組みが必要だということもわかってきました。それをうけて今年スタートしたいなと思っているのがDX適性診断になります。

もともとDXに取り組むには組織の構造がかなり影響しているんじゃないかなと思っています。DXしやすい構造になっていないということです。

DX適性診断は、現時点の組織がDXしやすい構造になっているかどうかという視点で、組織図、制度、使っている言語、経営理念、慣習、ツールなどをみせていただき診断するというものです。

まずはDXのしやすさををポイント化し、さらにその診断結果をもとにコーチングして、DXしやすい組織に変えていくよう伴走していくことをイメージしています。

今トライアルの準備をしているところで、信頼できる何社かのみなさんご協力いただいて、無償で提供しつつ一緒に作り上げていきたいなと思っています。

イメージとしてはいくつかの社内ドキュメントを提出いただて、アンケートをとったりヒアリングしたりして診断していきます。それをもとにDXしやすいかどうかをポイント化して提供していくという形になっています。

ノンプログラマー協会主催セミナー・イベントを増やしていく

もう一つはノンプログラマー協会主催セミナー・イベントを頻繁に開催していくということを考えています。

昨年11月に越境学習入門の石山先生と「越境学習×学習コミュニティ」ということでセミナーを開催することができ、大きな一歩だなと思っています。

ただ一方で課題としては、越境学習支援プロジェクトに興味を持つ組織を集めきれてないなというのがあります。先ほどお伝えしたDX適性診断をスタートしても同じ課題は出てきそうだと思うんです。

そこでセミナーに注目しています。セミナーにはこれらの課題を解決するポテンシャルは結構あると思っていて、ただまだ全然考えられていないのでもっとうまくやらないとなと思っています。

もっとしっかりセミナー活用のノウハウについて学び、成功パターンをつくり、その数を増やしていくつもりです。

それにより、興味を持っている企業のみなさんが越境学習支援プロジェクトやDX適性診断へ一歩踏み出していただけるように、もっとたくさんの方と接点を持ちたいし、具体的に行動を起こしてもらえるような道筋を作りたいなと思っています。

まとめ

ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「2023年やりたいこと「ノンプログラマー協会」編」をお届けしました。

この書籍の執筆が今年の大きな仕事の一つになると思います。ビジネス本については初のチャレンジですので、がんばって書きたいと思っています。

タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。

チャンネルのフォロー、コメント、SNSでのシェアなどなど、楽しみにお待ちしております。

では、また。

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