みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。
こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!
今回のテーマは、6/22「どうする、リスキリング?」無料イベント開催します!です。
なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!
では、よろしくお願いいたします!
「どうする、リスキリング?」定例会イベント
今日のテーマはですね、「どうする、リスキリング?」ということで、このテーマで6/22にノンプロ研の定例会イベントで、お話をしたいなと思っています。
今日はその告知とともに、少し内容を小出ししてお伝えしたいなと思っています。
リスキリングブーム
リスキリングという言葉は、よくみなさん耳にするなあと思われると思うんですけど、去年、岸田総理が国会で「リスキリングに今後5年間で1兆円投入」と発言したこと、新語・流行語大賞にもノミネートされるなど、「リスキリング」という言葉は引き続き注目されているんです。
「技術革新」
この「リスキリング」というワードのブームの背景としては、昨今急激に普及をしている生成AIをはじめとした、技術革新が背景に一つあります。
新たな技術が生まれてくると、仕事のやり方とか、その価値とかが大きく変わってくるわけなんです。
これは今に始まった話ではなくて、これまでもそういうことは何度も繰り返されてきたわけなんですね。
たとえば書類上の売上を電卓で計算して、合計値を出すという仕事がありました。昔はこれに人が30分かけてても別に問題なかったわけなんです。
ただ、今でいうとこれはExcelで関数使えば一瞬でかつ正確に計算できるようになりましたので、その仕事に対して、人が30分かけるという価値はなくなってきているわけなんです。
あと最近の生成AIでいうと、たとえば会社の先輩が新人の後輩にこんなお願いをします。
「今度、書籍のPRキャンペーンやるから、何でもいいからネットとかで事例を調べて30個集めておいて」こういうお願いは今まで普通にあったわけです。
ただ、これはもうChatGPTに依頼したらそこそこのクオリティで、かつものすごいスピードでやってくれたりします。
そして出てきたアイデアが、たとえいまいちだったとしても、「こういうふうに直して」とChatGPTに依頼する、そういったことができるわけです。
ダメ出しされてもChatGPTは凹まないですし、めげずにすぐに別案を出してくれます。
こんな感じでですね、新しい技術が出てくると人がやるべき仕事っていうのが変わってきたりするわけなんです。
「人生100年時代」
あと、もうひとつの背景が人生100年時代というのがあります。
今は60歳定年がふつうではあるんですけど、徐々に70歳、75歳と増えてくる可能性が十分にあります。
これは日本人の寿命がどんどん延びてきていて、100歳になるのが当たり前と言われているので、定年後35年も年金だけで生きられるかというと、社会保障制度的には厳しいわけです。
企業がどこまで面倒みてくれるかという問題もあるんですけど、もし65歳でリリースされたのであれば、そこからおじいちゃん・おばあちゃんはフリーランス的に働く必要が出てくる場合もあります。
むしろですね、それ以降健康である間はずっと働いた方が、金銭的にも精神的にもよい選択肢だったりするわけなんです。
そうなると、今持っているスキルだけで、ずっとその長い年月、ちゃんと価値を提供できるの?貢献できるの?という話なんです。
それであれば前向きに積極的にスキルを身につけていって、今でも、おじいちゃん・おばあちゃんになってもちゃんと社会に貢献できるといったスキルを身につけ続けたほうがいいんじゃないかという話なんです。
リスキリングの定義
しかし、「リスキリング」というワードがすごくバズワードになっているのは分かるんだけれども、そもそも「リスキリングって結局どういったことなの?」「何から始めたほうがいいの?」といったことがはっきりしてこないというのも、事実としてあるかなというふうに思うんです。
たとえば「リスキリング」という単語なんですけど、よく用いられている定義でいうとこんな定義が使われています。
新しい職業に就くために、あるいは、今の職業で必要とされる大幅な変化に適応するために、必要なスキルを獲得する/させること。これが「リスキリング」ということでよく使われています。
たとえばいくつかの大企業では、リスキリングのプログラムを提供しているというニュースがあるんですけど、DX人材とか、データサイエンスコースとか、そういったプログラムが提供されています。
あとは、そういったプログラムが用意されてなかったとしても、多くのビジネスパーソンは、リスキリングしようと思ったら、書籍やWebを見てみたり、プログラミングスクールに通ってみたりとかそういった行動をとるかなと思うんです。
ただ、冷静に考えると、めちゃめちゃハードルが高いことをしているんですね。
ある職業人になるために、そのためのスキルを身につけるといったイメージをけっこう多くの方が持ってしまっているんじゃないかなと思います。
とはいえ、多くのビジネスパーソンは今の本業があるわけですね。その本業を回し続けないといけないですし、そんな中でそんなにガラッと職業がかわるようなスキルを身につけようと思ったってすごく大変なわけです。
なので、僕の意見としては「別の何者かになるためにスキルを身につける」という発想は、まず捨てたほうがいいんじゃないかなというふうに思っています。
リスキリングの学び方
あと、多くの場合、リスキリングをしようと思ったときに、日本人はその学び方を間違っている場合が多いなと思っています。
誰かが教えてくれる人がいて、それには答えがあって、それをインプットすればいいと思っている人が多いんじゃないかなと。
この学習方法は、テストで点をとるための学習方法であって、その方法では実務で使うスキルを身につけるのはとても難しいんです。
実務で使うスキルを身につけるには、それとはまったく別の方法で学習する必要があります。
みなさん本業の場合は、どうやって身につけたかというと、OJTですよね。実務を通して、人や環境との関わり合いの中で、実践しながら学んでいるのに、本業以外のことを身につけようとすると、なぜか受験形式で学んでしまう、これではうまくいかないという話なんです。
6/22ノンプロ研定例会イベント「どうする、リスキリング?」
じゃあ、どうするのか?という話なんですけど、それについては7月に発売予定の「デジタルリスキリング入門」の書籍に、ガッツリ書かせていただいています。そのエッセンスを抽出しまして、6/22のノンプロ研の定例会イベント「どうする、リスキリング?」で2時間たっぷりお伝えしたいなと思っています。
こちらのイベントPeatixでどなたでも参加可能となっています。チャプターにリンクを貼っておきますので、ぜひご確認いただければと思います。
では、6/22(木)20時からですね、ノンプロ研の定例会イベント「どうする、リスキリング?」でお待ちしております。
まとめ
ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から6/22「どうする、リスキリング?」無料イベント開催します!」をお届けしました。
タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。
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では、また。