コミュニティについて中学生にもわかるように解説してみる

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コミュニティについて中学生にもわかるように解説してみる

みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。

こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!

今回のテーマは、コミュニティについて中学生にもわかるように解説してみるです。

なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!

コミュニティとは

「コミュニティ」という言葉について中学生にもわかるように解説してみます。

おそらくみなさん「コミュニティ」という言葉は聞いたことはあると思うのですが、じゃあちゃんと説明してというと難しかったんじゃないでしょうか。

大辞林という辞書で調べるとこんなことが書いてあります。

  1. 人々が共同体意識を持って共同生活を営む一定の地域、およびその人々の集団。地域社会。共同体。
  2. インターネット上で、共通の関心をもちメッセージのやりとりを行う人々の集まり。
  3. 血縁・地縁など自然的結合により共同生活を営む社会集団。

ここで出てくる共同体というのがコミュニティの日本語訳になります。

共同体とは何かというと、何かで結びついた集団のことです。運命共同体なんていいますが、それは運命をともにした集団のことですね。

強制でも自主的でも何かで結びついていればいいので、けっこう色々なものがコミュニティといえると思います。

血縁・地縁のコミュニティ

先ほど大辞林に出てきた血縁というのは家族とか親戚のことを表しています。

地縁というのは、土地の地の縁のことで、地域の集まり、自治会とかマンションの会合とかそういったものもコミュニティです。

みんなでいうと学校もコミュニティで、これは地縁のひとつと言えますね。

血縁、地縁については、生まれたり、住んだりしたらほぼ強制的に、そのコミュニティに入るというような性質を持っています。

会社というコミュニティ

大人になると、会社で勤める人も多いと思いますが、会社もコミュニティです。

会社は自分で選んで入るので、入るという時点では強制的ではないにしても、多くの人の場合生活に大きく関わるので、簡単には辞めづらいという性質がありそうです。

新しいコミュニティ~ノンプロ研の例

あと別の種類のコミュニティでいうと、僕が運営している「ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会」通称「ノンプロ研」というコミュニティがあります。オンラインがメインで、主にビジネスマンがプログラミングやITスキルを学ぶという目的で集まっています。

職業は会社員も多いですが、社長さん、お医者さん、農家さん、公務員など色々な人がいます。

すごく毎日のように活動・発言している人もいれば、ほとんど人前に現れずに、メッセージのやり取りを見ているだけの人もいる。月5500円払えば誰でもすぐに入れるし、いつでも辞められるので、まったく強制力はないんです。自主的に出たり入ったりできます。

今は、こういう目的や趣味で集まるようなコミュニティがたくさん増えて来ています。

薄れていく地域コミュニティ

さて、少し昔の話をすると、昔は近所の人との関わりが今よりももっと深かったです。そこでご近所との地域コミュニティができていました。

地域のお祭りは全員参加で準備したり、子供が生まれたら地域のみんなの子供という意識で、大人がみんなで育てるみたいなそういった共同体を形成していたんです。

今ではそういう地域の共同体はだいぶ少なくなってきています。多くの人たちは都市部に引っ越して、会社とか工場とかで働くようになったからです。

僕自身、両親が岩手から出てきて、僕は埼玉で生まれて育ったので、このご近所のコミュニティは味わったことがないんです。ただ僕の両親が岩手県で育った時は、そのようなコミュニティで生活していたんです。

スタンダードは2つのコミュニティに所属

今の時代で言うと、大人の場合は、家族と会社2つのコミュニティに所属しているのが基本なのかなと思います。こどもの場合は、家族と学校ですね。

これが現在のスタンダードになっているのかなと思います。

昔のご近所コミュニティも、今の家族と会社・学校のコミュニティも共通して、いわゆる閉鎖的なところがありました。

じゃんじゃん出たり入ったりするものではないからですが、その場合いいこともあります。いつもと同じメンバーで同じ言葉で安心して話ができるわけです。

ただ、慣れ親しんでいる状態なのでそんなに刺激は無い。デメリットとしては、いつも同じ人たちとの関わりしかないので、いじめがあってもずっとそこにいなくてはいけない、とかいったこともあります。

外との交流が少なくて新しい情報とか違う考え方が入ってこないので、同じ考え方のままになっちゃうなどのデメリットもあったりします。

注目されている第3のコミュニティ

そこで今注目されているのが、僕がやっているノンプロ研のような、第3のコミュニティに所属することです。大人で言えば家族と会社それ以外にもう1つ参加しようということになります。

何か学ぶための勉強会でもいいし、読書会とか、趣味のサークル、慈善活動でもいい。今はたくさんのコミュニティが選べるので、興味があるものに気軽に参加していくんです。

そこのコミュニティの人たちから刺激をもらえるし、いつもと違った情報や知識、考え方にもふれることができます。

今は特に変化の激しい時代なので、色々な人とつながりを持って、新しい知識や情報とかを常に手にいれられる状態にしておくのは大切だと言われています。最近の研究では、所属しているコミュニティが多いほど、幸せな傾向にあるとも言われていますね。

今はオンラインもあるから、時間や場所を選ばずに参加できるコミュニティも多いです。

オンラインゲームなどはすでにそうなっていますが、アバターのおかげで年齢とか性別とか見せなくてもコミュニティに入っていけるので、中学生も気後れしなくてすみます。今後メタバースが広がっていくと、ゲーム以外の世界にもアバターでみなさんと関わりあう、そんな世界が広がっていくかもしれないなと思っています。

勇気を出して新しいコミュニティに参加しよう

新しいコミュニティに飛び込んでコミュニケーションするというのは、ちょっと勇気がいることかもしれません。

まずは飛び込むという小さな勇気を出してみる、そして誰かとはじめましてとあいさつする小さな勇気を出してみる、誰かに助けてもらえませんかと声をかける勇気を出してみる。

そんな小さな勇気の積み重ねが、将来の大きな財産につながると思うし、幸せを増していくチャンスになると思います。

みなさんもぜひ好みの第3のコミュニティを見つけて、少しずつ勇気を出して活動して楽しんでみていただければと思います。

まとめ

ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「コミュニティについて中学生にもわかるように解説してみる」をお届けしました。

タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。

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では、また。

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