AIでそれっぽい文章や画像がつくれるようになった2022年

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AIでそれっぽい文章や画像がつくれるようになった2022年

みなさん、おはようございます!タカハシ(@ntakahashi0505)です。

こちらの記事は、タカハシが音声メディアVoicyの「スキルアップラジオ」にて放送した内容から、ピックアップしてお届けします!

今回のテーマは、AIでそれっぽい文章や画像がつくれるようになった2022年です。

なお、以下で実際にお聴きいただくこともできます!

では、よろしくお願いいたします!

ChatGPTが大流行

さて、今日はハッシュタグ企画 「#トレンド大賞2022」 についてお話をします。

トレンドといえば、最近ものすごい流行っているのがChatGPTというものです。

これはイーロン・マスクやマイクロソフトが出資しているOpenAIが開発した、AIチャットアプリケーションです。

質問に対して、AIで生成された文章で回答をしてくれるものです。

日本語も対応しています。

けっこう長い文章でそれっぽい回答を返してくれる

たとえば、

「働くの価値を上げる」とはどういうことですか?

と質問すると

「働くの価値を上げる」とは、働くことがより評価され、より多くの価値があるとされるようにすることを指します。これは、働く人々がより良い待遇を受けるようにすることや、働くことが社会的にも経済的にもより重要なこととされるようにすることなどが含まれます。価値を上げることは、働く人々がより幸せで、より満足して、よりプロダクティブであることを促進することにつながります。

と、けっこう長い文章でそれっぽい回答を返してくれるんです。

ちゃんと文章になっているし、意味もあるかのように見えるわけです。

本当に、「それっぽい回答」というのが言い得ている気がします。

プログラミングのコードも生成

ChatGPTは文章の回答だけでなく、プログラミングのコードも生成できたりするんです。

Google Apps Scriptでスプレッドシートのシート上のデータを二次元配列に格納するプログラムを書いてください。

という質問を投げると、getDataAs2DArrayという関数名でコードも生成しつつ、実際に動くものが帰ってきて、日本語でコードの解説も加えてくれるんです。

ただ、変数宣言がvarだったり、ちょっと古いんですがちゃんと動きます。

それっぽい文章とか、それっぽいコードがほしいというニーズがあるなら、ChatGPTを使えばよいという選択肢が生まれたわけです。

画像生成AIも流行った

これで似た話だと、ちょっと前だと、画像生成AIがとても流行っていました。

描きたい絵のイメージをキーワードとして入力すると、それをもとに画像を生成してくれる。

複数のアプリケーションが出ていて、Stable Diffusion(ステーブル・ディフュージョン)とか、Midjourney(ミッドジャーニー)とかたくさんあります。

いずれも、キャラクターとか、風景画像とか、ゴッホっぽい絵とか北斎っぽい絵とか、そういうさまざまなものを生成して多くの方が遊んでいました。

たまに頓珍漢なものがあるものの、それはそれで楽しいですが、数十秒から1分程度で、わりとそれっぽい画像が生成できるんです。

どうしてこういうことができるか

これ、文章も画像も、どうしてこういうことができているかというと、もとのデータとしてはGoogle検索がやっていることと同じような、膨大なデータを使っているんです。

Googleと生成AIの違い

Googleはキーワードや文章を入力すると、大量のWebページの情報から、ユーザーがほしいであろうWebページを返します。

ChatGPTは、大量のWebページの情報からユーザーがほしいであろうそれっぽい文章を生成して返すというわけです。

画像も同じで、Googleは大量の画像データの中から、ユーザーがほしいであろう画像自体を返すんですが、画像生成AIは大量の画像データユーザーがほしいであろうそれっぽい画像を生成して返すというものなんです。

Googleとこれら生成AIが違う点は、既存のものを返すか、生成したものを返すかです。
使っているのはインターネット上の膨大なテキストデータや画像データだったりします。

様々な議論とニーズがある

この生成されたものについての著作権の扱いはどうなのかというのがあり、画像なのか文章なのかで違いますし、国によっても違います。実質的にどこまでの利用範囲があるかという問題の議論はあると思います。

また、正確性が担保されていないというのは前提としてあるが、それも許容できる範囲で、それっぽい文章とか、それっぽい画像がほしいというニーズは、相当数あると思われ、それを人間が労力をかけずにできるというのは非常に画期的です。

たとえば、できるできないは別として、かたちばかりの報告書を作成したいとか、提出するだけでよい読書感想文を作成したいとか、何かの解説文を書かないといけないときに、ベースになる適当な文章がほしいとか、それっぽい文章をつくりたいというときはわりとあるのでは?と思います。

それっぽい画像を作りたい、たとえばファンタジックな世界観についていくつかのパターンの見たいみたいなとき、これまではそういう世界観を持っていて、画力がある人が時間をかけてやる必要があった作業だったのが、AIで圧倒的に短い時間で生成してくれて、誰でもできるようになったんです。

僕らのしごとの一部もしくは多くを代替していく

文章の生成も、画像の生成も、どうしてここまで話題になったかという話でいうと、これらが僕らのしごとの一部もしくは多くを代替していくことがかなり現実味を帯びてきたからというのもあると思います。

これについては、僕がテーマとしている「『働く』の価値を上げる」にも大きく関わってくるし、今年のもうひとつのトレンドワード「リスキリング」にもつながっていくので、また別のときに話をまとめてしたいと思っています。

まとめ

ということで、今日はVoicy「スキルアップラジオ」の放送から「AIでそれっぽい文章や画像がつくれるようになった2022年」をお届けしました。

タカハシのVoicyの放送はこちらからお聴きいただけます。

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では、また。

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