2023年1月31日、ITエキスパートのための問題解決メディア @ITにて、弊協会 代表理事 高橋が執筆する連載「IT人材ゼロから始める中小企業のDXマニュアル」の3記事目「『誰』が『どうやれば』DXを実現できる? やる気やスキルがあってもうまくいかない理由と対処法」が公開されましたのでお知らせいたします。
連載「IT人材ゼロから始める中小企業のDXマニュアル」は、DXをどのように進めたらよいか分からず、焦りを覚えている中小企業のDX担当者や経営者を対象に、DX推進の一歩目を踏み出すことを後押しする連載です。
第3回の記事「『誰』が『どうやれば』DXを実現できる? やる気やスキルがあってもうまくいかない理由と対処法」では、約850名のスタッフを擁するイムス富士見総合病院がDXに取り組んだ事例を紹介し、どんな要因がDXを成功に導くのかを分析しています。
記事では、以下の内容が語られています。
- 慢性的な人で不足を感じる中で、イムス富士見総合病院の鈴木院長がIT活用に活路を見出し学び始めた。
- 医療現場の業務量増大の背景には、患者の高齢化による業務の複雑化あり、人手不足を解消するにはこれに対処する必要があった。
- 鈴木院長はコミュニティでの学習活動を通して、組織のDXを推進するきっかけや気付きが得られた。
- 現場をチーム医療に切り替えるため、手段となるIT(プログラミング)を学べて、探索系の人材を育成できる越境学習支援プロジェクトに参加を決めた。
- イムス富士見総合病院では越境学習に複数名参加したが、学習者の所属部門や役割によって学習効果に大きな差が出た。
- 部門のリーダーがDXのリーダーシップを発揮することで、部門ごとに個別にDXを推進することができる。そのためのリーダー自身の越境学習は有効といえる。
次回記事では、業界を巻き込んでDXを推進する事例について紹介します。掲載は2023年2月の予定です。